田中市長に決意を語る中島さん（左）と下田さん

　社会福祉法人福寿会は、東日本大震災の被災地である福島県広野町の福祉施設に介護職員を派遣することとし、１２月１０日（水曜日）には、派遣される職員２名が福野庁舎を訪れ、理事長を務める田中市長に決意を語りました。

　この日、福野庁舎を訪れたのは、派遣される介護職員の下田高信さん（特別養護老人ホームやすらぎ荘所属）と中島哲治さん（福野デイサービスセンター所属）の２名をはじめ関係者の皆さん。震災発生から３年が経過した被災地では、福祉施設の介護職員の安定的な確保が困難であることから富山県社会福祉協議会を通じて派遣要請があり、今回の派遣が実現したもので、派遣先となるのは、福島県の浜通り地方の中部に位置する双葉郡広野町にある特別養護老人ホーム「花ぶき苑」で、同地方では数少ないユニットケアを導入した施設。
　壮行会では、田中市長が「寒い時期の派遣となりますが、体調に気をつけて、明るく元気に活動し、介護を必要とする多くの人に力を与えてほしい」と激励。これに応えて、下田さんは「現地では人員不足が深刻な状況と聞いています。自分の元気を被災地に届けられるよう頑張りたいと思います」、中島さんは「南砺市の笑顔を現地に届け、元気を取り戻していただけるよう頑張ります」とお二人とも力強く決意を語りました。下田さんは、１２月１３日から２６日まで、同じく中島さんは来年１月８日から１９日までの派遣が予定されています。現地でのご活躍を期待いたします。

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