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地域の婚活支援を考える−親の想い・子の立場−

いのくち椿館で平成27年度南砺市結婚支援講演会を開催

情報発信元:南砺で暮らしません課

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NPO法人「全国地域結婚支援センター」の板本洋子代表

 6月21日(日)、いのくち椿館で「平成27年度南砺市結婚支援講演会」が開催され、婚活応援団なんとおせっ会の会員をはじめとする約50名の参加者が、結婚支援アドバイザーNPO法人「全国地域結婚支援センター」の板本洋子代表による「地域の婚活支援を考える−親の想い・子の立場−」と題した講演に耳を傾けました。

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地域の婚活支援を考えると題した講演に聞き入る参加者

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講演後に質疑応答の時間が設けられました

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なんとおせっ会定期総会の様子

 講師の板本洋子氏は、勤務されていた日本青年団協議会が事業の一環として昭和55年に設立した結婚相談所に専任として勤務して以来、今に至るも結婚支援アドバイザーとして活動されている婚活事業のスペシャリストです。
 講演では、日本は世界一婚活事業が盛んで細やかなサービスを展開していると指摘。行政による婚活支援も多くなってきているにも関わらず、多くの若者が「出会いの機会が無い」、「理想の人と出会えない」として婚姻率が低調な現状に警鐘をならし、その原因としてコミュニケーションが不得手な若者の増加などを列挙。さらに、男女が背負う結婚への壁として、「結婚は大変」・「なぜしなければいけないのか」という意識、男女相互間の理解不足、仕事、収入、地域コンプレックスや同居・介護・両親との関係などをあげ、一緒に暮らそうという思いにならない最近の若者の意識と家族との関係を説明。また、親が子に対してかける「早く結婚したら」などの一言は、子にとっては言われたくない一言であるとし、子どもの結婚への課題や問題を共有すること、婚活状況にあわせた情報収集の必要性、3組に1組が離婚するという社会状況を理解した上で想定外や条件違いの相手をつれてくるかもしれないという覚悟を持つことが大切と指摘。さらに、率直に結婚について語り合うことができる関係性を築くことや、子が楽になるための親の一言を探すこと、結婚に向かう二人を見守る姿勢が肝心であるとアドバイスされました。また、講義の後に設けられた質疑応答では、婚活にのぞむ若者とどう関わっていけば良いかとの質問に対して、「婚活については、親、行政、地域に相談する相手がいないのが現状。その間にそっと入り込み、ファシリテーターやカウンセラーのように当事者の話を聞いてあげる。そういう関わりから信頼関係を築くことが大事」と回答されました。
 講演会終了後、館内の会議室において婚活応援団なんとおせっ会の定期総会が行われ、田中市長が「先ごろ、AIP48の当初目標である48組目のカップルから婚姻届を受領。また新たな2巡目、3巡目の48組の幸せにつなげていきたい。『つなぐ』という言葉がキーワード。人と人、人と場所、今と未来、心と心をつなぐおせっ会の活動をどんどん広げていきたい」とし、おせっ会会員の皆さんに活動の意義と今後への意気込みを語りました。

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  • 最終更新日:2015年6月21日(日曜日) 17時30分
  • ID:2-3-12145-14523
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