現在の位置:トップ > お知らせ > 協定有効期間満了を受け「庄川水系森林環境保全協定」を継続締結
情報発信元:南砺で暮らしません課
7月22日(水)、福野庁舎講堂において「庄川水系森林環境保全協定」の調印式が行われ、南砺市と北陸コカ・コーラボトリング株式会社との間で、庄川水系の貴重な水資源を守るための自然環境保全に取り組むことを目的とした協定が締結されました。
平成17年8月23日に市と同社の間で、庄川水系の豊かな水資源を次の世代に残していくための自然環境保全活動の取り組みを目的に締結された「庄川水系森林環境保全協定」。7月末に協定有効期間の満了を迎えるにあたり、市と北陸コカ・コーラボトリング株式会社間で今後も引き続き、企業と地域社会との相互信頼のもと、継続的な交流につながる森づくりを進めていくための協定継続締結に合意、このたびの締結に至りました。これまでの10年間で庄川水系上流の平・上平・利賀地域のたいらクロスカントリースキー場周辺(1.7ha)、利賀ふれあいの森周辺(1.6ha)、旧オムサンタの森スキー場(2.3ha)の合計5.6haに3200名を超える方々の協力のもと、保水力に富み生物多様性に好影響を与える広葉樹約9400本が植樹されています。
調印式では、田中市長と北陸コカ・コーラボトリング株式会社の稲垣晴彦代表取締役社長が協定書に署名・調印し、固い握手を交わしました。続いて田中市長が「森里川海の循環に主眼に置いた活動を呉西6市で共同実施するスタートの年に協定を再度締結出来ることは意義深く、100年後の子孫に豊かな自然を残すため、大切なこの事業を広く伝え、大きな取り組みになるようにしていきたい」とあいさつ。さらに稲垣社長が「サスティナブル(継続的で持続可能な)な事業展開を行い、この事業の実施が大勢の方に森林の持つ役割を考えてもらうキッカケとなれば嬉しい。四季折々に多様な表情を見せ、年を追うごとに成長する木々に触れることで命の素晴らしさを感じてもらえるよう、この事業の実施に最大限の努力をはらいたい」と、今後に向けた意気込みを語られました。
本協定に基づき、今後も継続して植栽、根踏み、下草刈り活動を通した森林環境保全の取り組みを行っていく予定で、平成27年、28年には旧オムサンタの森スキー場の残地約0.7haに植林を実施。平成29年以降の植林候補地については市と北陸コカ・コーラボトリング株式会社双方で現地調査、検討を行い、さらなる水資源確保につながる活動を展開する予定です。
問い合わせ先 |
農林課 林政係 電話番号 0763-23-2016 |
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