本居はつさん満100歳おめでとうございます

　1月6日(水)、めでたく満100歳のお誕生日を迎えた福光ご出身の本居はつさんに､森田地域包括医療･ケア局長から市と県からのお祝い状とお祝い品の聖徳太子二歳像や花束などが贈られました。

　大正5年1月6日生まれの本居はつさんは､上平地域の楮で出生され､戦争が始まろうとする激動の時代に福光に嫁がれてこられました。ご主人との間にお子さんを授かることが出来ませんでしたが､養子として迎えたご主人の弟さんとお嫁さんの間に孫4人が生まれ､今ではひ孫7人､玄孫(やしゃご)6人の大家族に恵まれ､現在は入所中の特別養護老人ホームきららで平穏な日々をおくっておられます。尋常小学校卒業後に女中として働かれた際に礼儀作法や料理を教わり､100歳を迎えた今もきちんとした性格で､愛情深く気品の高いお人柄のはつさん。若いころは踊りや唄の会をつくってお友だちとともに楽しまれたという芸達者な面もお持ちです。
　森田局長から感謝状やお祝い品を受け取られたのち､市長と入所中の特養きららから綺麗な花束2つがプレゼントされ､ご家族からも｢百寿｣を寿ぐバースデーケーキと鮮やかな紫色の｢どんど｣(ちゃんちゃんこ)が贈られました。はつさんが大好きだという紫色で仕立てられた｢どんど｣は､嫁の花子さんがご近所の針仕事に長けた方に作ってもらったもので､同じくはつさんが昔から好きだった反物布地に今風のラインストーンが施されたもので羽織心地も上々。手を合わせて感謝の気持ちを表すはつさんの嬉しそうな様子がとても印象的でした。
　満100歳のお誕生日､本当におめでとうございます。今後ますますご健勝に過ごされますよう､心からお祈り申し上げます。

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