中谷るいさん満100歳おめでとうございます

　8月5日(金)、めでたく満100のお誕生日を迎えられた平地域来栖にお住まいの中谷るいさんに､森田地域包括医療ケア部長から市と県からのお祝い状とお祝い品の聖徳太子二歳像や花束などが贈られました。

　大正5年8月5日生まれ､いつもほがらかで何事も気にしすぎないおおらかで心優しい人柄の中谷るいさん。満100歳とは思われないくらいにシャンとされており､今も天気の良い日は外に出て畑仕事に勤しみ､｢自分らの食べる分くらいは畑で作っていますよ｣と笑顔で話させるほどお元気でいらっしゃいます。昨年ご長男に先立たれてからは次男の耕哉さん(70)と二人暮らし。家事全般は､ご家族のフォローを受けながらも､ほぼ自身でこなし｢昔に比べると何もかも便利で助かっています｣と日々の何気ない生活にも感謝の気持ちいっぱいで平穏な日々を過ごされています。
　森田部長からお祝い状が手渡される際には手を合わせ､お祝い品の聖徳太子二歳像を受け取る際には数珠を出されて感謝の言葉ととも受領されたるいさん。市長からの花束のプレゼントを受け取るとご自身でしたためらておかれた感謝の手紙を取り出し､｢親が丈夫な身体を下されたおかげで、今日は尊い太子様や数々のお祝いを頂き､感謝の気持ちしかありません。有難うございました｣と読み上げ､感謝の意を表されました。
　若いころはご自宅やご近所でカイコを飼って糸を紡がれていたこともあるそうで､90歳になるまで､近所の皆さんとともにアサツキやクグミなど山菜の育苗･栽培や販売のお手伝いをされていたとの事で､｢身体に気をつけて､いつも朗らかに､ひとさまと仲良くし､長くお仕事をさせてもらっていたおかげで､今日まで大きな病気もケガもありません。もったいないことです｣としみじみと語られました。満100歳のお誕生日おめでとうございます。今後もますますお元気に過ごされますよう､心からお祈り申し上げます。

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