沖田時さん満100歳おめでとうございます

　11月4日(金)､めでたく満百歳の節目を迎えられた城端地域出身で特養きらら入所中の沖田時さんに､田中市長から市､県からのお祝い状とお祝い品の聖徳太子二歳像や花束などが贈られました。

　大正5年11月3日生まれ､前向きな性格で百歳を迎えられた今も手芸が趣味で､今日の着物(訪問着)も自ら裾や腰まわりなどを繕われたという時さん。昭和9年にご結婚され､子6人(うち3人が早世)を育て､農家の嫁として家庭を支える中､48歳でご主人に先立たれるも､毎日懸命に働いて婦人会や仕事先､老人会など多くの方々と親しくつきあわれながら､昭和の激動期を過ごし､今では子3人､孫4人､ひ孫5人の大家族に恵まれ､入所中の特養きららで穏やかな日々を送っておられます。入所中のホームでもタオルたたみを手伝ったり､雑巾を縫ったり刺し子をされたりされるほか､読書を楽しむなど､本当に百歳とは思われないほど聡明かつお元気に過ごされています。

　田中市長からお祝い状やお祝い品の聖徳太子二歳像を受け取る際にも､しっかりと市長の目を見つめて｢ありがとうございます｣と感謝を述べられ､長生きの秘訣を伺うと｢そんなものはありません。毎日ただ一生懸命に働くうちにこの歳まで生きてこられました｣と答えてくださいました。

　満百歳､本当におめでとうございます。これからもますますお元気で過ごされますよう､心からお祈り申し上げます。

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