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情報発信元:南砺で暮らしません課
12月1日(木)、福野庁舎で田中市長が定例記者会見を行い、城端神明宮祭曳山行事のユネスコ無形文化遺産登録、12月補正予算の概要南砺市地域包括ケアセンターの竣工、南砺ウィークin日本橋の開催などについて説明しました。
○城端神明宮祭曳山行事のユネスコ無形文化遺産登録について
11月30日にエチオピアで開催された政府間委員会で審査された結果、日本時間の1日午前2時2分頃と言われているが「城端神明宮祭の曳山行事」を含む国内33件の「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録された。
城端曳山祭が世界的に認められたということは大変名誉なこと。地域の宝であるこの伝統ある行事を世界の宝として守り伝え、未来へとつないでいくために保存継承の機運情勢や観光客の誘致など、今後の発展にさらなる努力をして参りたい。
あわせて、1日(木)午後6時から曳山会館で登録記念行事を、4日(日)午後3時からは高岡テクノドームにおいて県・高岡市・魚津市・南砺市が連携した実行委員会による「富山の曳山魅力推進大会」を開催して登録の正式決定を祝福する。4日の行事では、隣県4市(七尾市、大垣市、飛騨市、高山市)の曳山も紹介し連携PRを行なう。
○12月補正予算の概要について
一般会計補正額・・・17億1,716万円(累計375億9,962万円)
《主な事業》
【補助事業の採択】・・・17億3,779万円
井波小大規模改修(第3期)工事、福光中部小長寿命化(第1期)工事 8億8,033万円
井波中学校長寿命化改修(第2期)工事 6億6,435万円
臨時福祉給付金(経済対策分) 1億520万円
【事業の中間調整、下半期の事業推進等】・・・5,160万円
城端SAスマートIC整備事業 786万円
【緊急修繕】・・・3,980万円
城端曳山会館トップライト改修工事 870万円
○南砺市地域包括ケアセンターの竣工について
平成27年度から旧井波高校跡地で工事を進めてきた地域包括ケアセンターがこのほど完成。12月17日(土)午後2時から竣工式を執り行う。
竣工式にあわせて市政策参与の富山大学附属病院総合診療部の山城清二教授による記念講演を開催。さらに講演終了後は施設の内見会を行なう。
また、3月から、富山短期大学「2016公開講座」を南砺サテライトで開講する予定。
○南砺ウィークin日本橋の開催について
「なんと!幸せのおすそわけキャンペーン」の一環として、富山県の首都圏情報発信拠点「日本橋とやま館」において南砺の深い魅力を紹介し、新たなファンを創造するイベント「南砺ウィークin日本橋」を開催。
・内容
城端曳山祭の紹介、伝統工芸品の展示・販売、バーラウンジでの地酒・食材の提供
・期間
12月1日(木)〜11日(日)
期間中10日(土)の午後7〜9時には、南砺ナイト「城端曳山祭と南砺の魅力」を開催し、城端蒔絵塗師屋治五右衛門16代目の小原好喬氏を迎えて市長とのトークセッションなどを行なう。(事前予約制:既に定員=50名いっぱい)
《質疑応答》
Q1:世界遺産、無形文化遺産、エコパークを抱え回遊性を高める契機。連携の考えは?
A1:どれもが長い歴史をもとにつながれてきた文化。魅力あるストーリーを発信するとともに、県内、隣県エリアのネットワークとも連携し、広域的エリアでのPRにもつなげていきたい。
Q2:来年の山・鉾・屋台保存連合会総会に向けての想いは?
A2:先ごろ熊本県八代市で行なわれた同大会に出席し、連携の重要性を共有。登録証の交付などのセレモニーが南砺での総会時に行なわれる可能性もあり、祝福ムードとともに連携機運を盛り上げたい。
Q3:補正予算に盛り込まれたスマートIC予備調査事業の狙いは?
A3:桜クリエ建設やなんバス新路線運行開始などによる人の動きなど同地域の盛り上がりを総合的に把握し数値化し、来年度の国庫補助事業による調査実施につなげたい。
Q4:桜クリエでのマッチングスタジアムのような事業の継続については?
A4:参加されたものづくり事業者やクリエイターには興味を持ってもらえた。周知が行き届いていなかった部分もあり、参加者をより多く集めるなど定期的な実施と共に、新たな可能性を探りたい。すでにデザイナーと家具職人によるコラボ制作などの実績もあり、広がりに期待したい。
Q5:地域包括ケアセンター完成にともない狙う効果は?
A5:地方における地域包括ケアによるまちづくりのモデルケースを示す中心的な施設になる。専門家が高い意識で取り組むことで、理想とする地域包括医療ケアを推進し、新たな学びや発想がうまれる場としたい。
Q6:初登庁の訓示に込めた想いは?
A6:初心は忘れないようにと思いながら、ブレていると思う部分があれば、遠慮なく言ってもらえる雰囲気を大切にしたい。自ら口に出すことで自身を律するという思いもある。
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