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集落に福を呼び込む伝統神事「利賀の初午」

9名の子ども達が利賀地域上村地区内を巡り家々の五穀豊穣と家内安全を祈願しました

情報発信元:南砺で暮らしません課

集落に福を呼び込む伝統神事「利賀の初午」の画像
利賀の初午「午の舞」

 1月9日(月・祝)、利賀地域上村地区で五穀豊穣や家内安全を祈願する伝統神事「利賀の初午」が執り行われました。

集落に福を呼び込む伝統神事「利賀の初午」の画像
迫真の所作で見せる「俵ころがし」

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「福はそっちへ!俵はこちらにもらいます」

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集落内をめぐります

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「福之神」(裏面には「火の用心」)

 約200年の歴史を誇る「初午」は、子どもたちだけで執り行われる伝統神事であり、国選択無形民俗文化財や富山県無形民俗文化財に指定されています。ここ数年来、少子化による担い手不足からその存続が危惧されていますが、市および県内在住の利賀地域出身者で初午の経験のある児童とその保護者の協力により昨年より1名多い9名の子どもたちが、神主や午方(うまかた)、俵(ひょう)ころがしなどの神事の担い手となり、古くから伝わる伝統神事を執り行いました。
 各世帯では、神主による大黒柱前での祝詞奏上にはじまり、「午の舞」と「俵転がし」が執り行われます。「午の舞」は賑やかでユーモラスな節回しの「初午の唄」と午方の跳ねるような動きが、「俵転がし」は俵を3回転がし渾身の力を込めて引き寄せる迫真の所作が見物です。俵ころがし役は最後に「福はそちら、俵はこちらにもらいます」と口上を述べ、「福之神」、「火の用心」と書かれた書初を投げ、家々に「福」を置いてまわります。
 担い手不足という課題に対して、域外からの協力を得ながら継続されている「利賀の初午」。全国的にも珍しい子ども達だけで執り行われる、独特の温かみを持つ、この伝統神事が今後も存続されていくことを祈るばかりです。

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電話番号 0763-68-2111

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  • 最終更新日:2017年1月9日(月曜日) 15時30分
  • ID:2-3-12145-17258
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