田中市長あいさつ

　2月23日(木)､ 城端行政センターで今年度最後の｢出前市長室｣を開催。参加された地元住民の皆さんから市政全般に関する貴重なご意見を伺い､対話による協働のまちづくりを進めるための活発な意見交換が行われました。

　開会に先立ち田中市長が､曳山祭のユネスコ無形文化財登録について触れ､利賀地域の地滑り発生による風評被害が心配される中､対策工事にも目途がついてきたこと､今年5月に開催される山･鉾･屋台行事の全国大会を挙げ､全国に元気な南砺をPRし機運を盛り上げていきたいと言及。明日24日に発表する新年度予算案の一般会計が306億円となることを示し､総合計画や地方創生､エコビレッジ構想､小中学校での学習支援､起業サポートなどを盛り込み地域で経済を廻すことなどを意識したと説明。今年度最後の出前市長室にあたり､たくさんの方々の意見を聞く貴重な機会であり､さらに広い年代の多くの声が聞けるよう来年度に向けて調整したいとしつつ､本日も皆さんに行って良かったと思ってもらえるような会としたく､忌憚の無いご意見を聞かせてもらいたいとあいさつしました。
　続いて､受付順に寄せられたご意見･ご提言は､介護保険サービスの利用手続きに関することをはじめ､女性管理職の登用状況､桜ヶ池クライミングセンター､木質バイオマスエネルギー活用の取り組み､市産木材の建築資材への活用､クリエイタープラザ｢桜クリエ｣の利用状況と活用策､アニメツーリズム､東海北陸道の四車線化と附加車線､城端スマートIC､小規模多機能自治の概要､月末以降に市内で開催されるイベント【第2回地域づくりフォーラム(2/27･桜クリエ)､やっとること発表会(3/5･じょうはな座)､タムヤンエコビフォーラム(2/25･桜クリエ)､桜ヶ池周辺の魅力再発見シンポジウム(2/26･桜クリエ)､TOGA森の大学校構想シンポジウム(2/26･利賀アーパス)】の紹介､施設再編や学校統合問題､ゴミ処理施設整備計画､城端駅のハブ化や金沢井波線バスなど二次交通の活性化､庁舎再編の方向性､ふれiTVの活用など､多岐にわたるもので､それぞれのご意見･ご提言について活発な意見交換が行われました。意見交換の内容等の詳細については､後日あらためて受付記録簿を公開いたします。

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