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情報発信元:南砺で暮らしません課
3月10日(金)、11日(土)の2日間にわたって南砺市クリエイタープラザ 桜クリエにおいてマッチングスタジアム2017 Springが開催されました。
スポーツ観戦のようにクリエイターの活動や可能性を体感しながら、ビジネスマッチングの場をつくり、新商品開発や既存商品のブラッシュアップ(磨き上げ)につなげていくことを目指すこの取り組み。クリエイターと事業者が連携して、新しい感性を取り入れた魅力ある商品やサービスを生み出し、新たな販路の開拓や地域内の産業振興、雇用創出効果が期待されます。
2日目午後には、「日本返り咲きプロジェクト」と題して出身地井波の誇る伝統工芸である井波彫刻と、若者向けのポップカルチャーとして自身の趣味であるコスプレを掛け合わせたビジュアルイメージを作成、SNSなどのICTツールを活用し広く発信して新聞など多数のメディアでも取り上げられた南部成美さん(学生)が登壇し自身の活動概要を発表。
続いて、富山県とサブカルチャー・ポップカルチャーを盛り上げるため富山で活動するアーティストを応援し一緒に新たな文化を創ることを目指す「トヤマガプロジェクト」アーティスト水木宏さん、伝統工芸の技術やノウハウを活かして愛にあふれるモノづくりを行うオタク文化を深く愛する職人&商人の制作チーム「高岡オタクラフト実行委員会」の和田瞬佑さん、昨年創業100周年を迎え高岡鋳物の技術を活かした錫100%の製品やアート作品などの制作で国内外に販路を開拓し続ける「ものづくりのまち」高岡の株式会社能作の永原圭介さんらが、順に興味深いマッチングプレゼンテーションを展開されました。
国内外に誇る地元の伝統工芸とアニメやコスプレなどポップカルチャーとの化学反応、県内在住のクリエイターを応援し互いに切磋琢磨し続ける関係性の構築と活動フィールドの創造、ファンタジーなキャラクターコンテンツと伝統工芸によるカッコイイものづくりを掛け合わせた「幻想工芸プロジェクト」、地元小中学校での「ものづくりデザイン科」を通した学習協力体制、「続ける事 あきらめない事」「過ぎ去った事を考えない 今を大事に・・・すると未来が拓ける」とする能作のポリシーなど、楽しみながらも大真面目に仕事に取り組む真摯で前向きな姿勢や新たな可能性を模索し続ける積極的で挑戦的な開拓者精神にあふれるプレゼンテーションの数々。刺激を受けた参加者の皆さんからは多くの質問が寄せられ積極的な意見交換も行われました。有意義で中身の濃い二日間となったマッチングスタジアム2017Spring。ここから始まる新たな「ものづくり」に期待が高まります。
問い合わせ先 |
マッチングスタジアム事務局(桜クリエ内) 電話番号 0763-62-3106 |
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