現在の位置:トップ > お知らせ > 世界自閉症啓発デーにあわせて五箇山菅沼合掌造り集落を青い光が包み込む
情報発信元:南砺で暮らしません課
毎年4月2日は世界自閉症啓発デー。この日、世界遺産五箇山菅沼合掌造り集落が鮮やかなブルーにライトアップされたほか、集落内の食事処「与八」では、自閉症や発達障がいについて理解を深めるイベントが同時開催されました。
4月2日は国連の定めた世界自閉症啓発デー。世界中をはじめ、国内では約140カ所で著名な建築物やランドマークを鮮やかなブルーライトで照らしだすイベントが行われています。県内でも、富山市の富山城とタワートリプルワン、小矢部市のクロスランドタワー、そして世界遺産菅沼合掌造り集落の4カ所が「世界をつなぐ青い光」に照らされ、星空瞬く夜空のもとで幻想的に浮かびあがりました。
このライトアップにあわせて「多様な見方を味方に〜こんなに楽しい自閉症〜」と題して関連イベントが開催。集落内の食事処「与八」で開催された関連イベントでは、まず、「自閉症体験・楽しく知ろう自閉症の世界」と題して富山大学人間発達科学部の水内豊和准教授らによる自閉症の子どもたちが作成した作品の実例紹介に続いて「自閉症とは何か」を国内外の事例を挙げながら理解を深める講演が行われ、水内准教授は「合理的配慮と正しい理解が大切」と訴えました。続いて、「講演&おやじが語る自閉症の子ども自慢」として、一般社団法人ぶれいん・ゆに〜くすの伊藤あづさ代表理事らが、「発達障害のある人の意思決定を支援する家族や支援者の関わり」の大切さを実際に自閉症の子どもを持つ親の立場から話され、会場を訪れた大勢の方が自閉症や発達障害を持つ人に対して理解を深めていました。
自閉症や発達障害の方々には、希有な才能を発揮される方も大勢おられます。個性を認めて、その輝く才能を受け入れ、発揮できる場と、尊厳と誇りを支える機会を確保し、互いの個性を理解し合える共感につながる共生社会について、この機会に皆さんも一緒に考えてみませんか。
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