午前9時30分、神輿、傘・剱鉾、屋台、曳山が善徳寺交差点に集結

　5月5日(金･祝)、ユネスコ無形文化遺産に登録されて以降初開催となった城端曳山祭が2日目を迎え、御旅所から出立した神輿3社をはじめ剣鉾と傘鉾の行列､6町の庵屋台と豪華絢爛な曳山が市街地を巡行しました。

　昨年11月に全国33件の｢山･鉾･屋台行事｣の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された｢城端神明宮祭の曳山行事｣は2日目。待望の曳山巡行とあって昨日から開催されている全国山･鉾･屋台保存連合会総会｢南砺市城端大会｣に参加されている全国各地の会員の皆さん約450名を含めた大勢の観衆が城端地域中心市街地に繰り出し､約300年の歴史を誇る情緒あふれる祭りの雰囲気を堪能しました。
　朝から気持ちの良い晴天に恵まれる中､午前8時30分には､御旅所であるじょうはな座から剱鉾・傘鉾・神輿行列が善徳寺に向けて出立し､午前9時30分前には各町の飾り山宿に安置されていたご神体を乗せた曳山と庵屋台各6基も善徳寺交差点に集結。巡行開始の式典が執り行われたのち､剱鉾･傘鉾行列､御神輿3社に続いて一番山の西上町｢竹田山｣を先頭に､東下町｢東耀山｣､出丸町｢唐子山｣､西下町｢諫鼓山｣､東上町｢鶴舞山｣､大工町｢千枚分銅山｣の順に巡行を開始し､雅な江戸端唄の響きとギュウギュウと重厚感ある車輪の音をきしませながら中心市街地を巡りました。道中至る所にある所望宿には大勢の見物客が集まり､哀調漂う響きに耳を傾け､祭りの雰囲気を楽しんだほか､大工町の狭い通りでの曳山屋根折上げ､出丸町での迫力あるUターンなど見どころポイントはいずれも大勢の人だかりが出来て大いに賑わいました。

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問い合わせ先	城端観光案内所 電話番号　0763-62-1821

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