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情報発信元:南砺で暮らしません課
9月22日(金)、めでたく満百歳のお誕生日を迎えられた井波在住の山田秀三さんに田中市長から市、県、内閣総理大臣からのお祝い状とお祝い品の聖徳太子二歳像や花束などが手渡されました。
大正6年9月22日生まれ、満百歳を迎える今も全国強制抑留者協会の富山県支部長として積極的な活動を展開されている秀三さん。満州でソ連国境警備にあたる中で終戦を迎えたのち、モンゴルウランバートルで抑留され、7年越しの帰国を果たすまでに大変なご労苦と辛抱を積み重ねてこられました。帰国後、ソ連による抑留や強制労働に対する補償を求める活動に加わり、異国の地で亡くなった戦友の名をつなぐために身を尽くされ、平成17年には高岡市手洗野墓地に抑留犠牲者の慰霊碑を建立。毎年10月11日に慰霊碑奉賛会長として慰霊祭を執り行い、亡き戦友を偲び、戦争の悲惨さを伝え続けておられます。
この他にも家業をはじめ、市身体障害者協会の会長など、大変な役職を懸命にこなしてこられたこともあり、満百歳とは思われないほどに矍鑠(かくしゃく)とされている秀三さん。今もなんなくパソコンを使いこなし、家族からの満百歳の誕生日プレゼントはiPad。つい先日も全国強制抑留者協会の理事会のために東京までお一人かつ日帰りで行って帰って来られるほどの壮健ぶりで、子3人、孫9人、ひ孫8人のご家族に恵まれて元気いっぱいに充実した日々を過ごされています。
お祝いに訪れた田中市長とも既知の仲で、お祝い状やお祝い品、花束などを受け取る際にもきちんと居住まいを正され市長の目をじっと見つめて「ありがとうございます」と受領。田中市長から長生きの秘訣を尋ねられると「野菜ものを良く摂ること。出された食事は残さず全部食べる。お腹の中、身体の中に入れば全部エネルギーになる。車にガソリンを入れるのと一緒です」とにこやかに答えられました。
何事も最後まであきらめずに挑戦し続けて迎えられた記念すべき百歳のお誕生日、本当におめでとうございます。今後もご家族・ご親族の皆さまとともに健やかに過ごされますよう、心からお祈り申し上げます。
問い合わせ先 |
地域包括ケア課 電話番号 0763-23-2034 |
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