越中五箇山こきりこ唄保存会・こきりこ

　25日(月)から始まった「こきりこ祭り」。夜の部は恒例の舞台競演会に平・上平地域の民謡保存団体が一堂に会し、各地に伝承されている多様な民謡の数々を惜しみなく披露。すっかり秋めいて日没後ぐっと気温が下がる中、大勢の来場者が多種多彩な表情を見せる伝統の五箇山民謡をたっぷりと楽しみました。

　小谷麦屋、早麦屋、長麦屋など多種のバリエーションを誇る麦屋節、五箇山に暮らす人々の営みを民謡にしたといちんさ、なげ節・五箇山追分や、加賀の遊女お小夜の悲恋の物語お小夜節、日本最古の民謡こきりこなど、多種多彩な伝統の五箇山民謡が次々と披露される豪華絢爛な舞台競演会は多数の来場者を魅了。

　舞台競演会後には、越中五箇山こきりこ唄保存会の地方衆の演奏にあわせて、こきりこ総踊りが行われ、大勢の来場者が一人また一人と踊りの輪に加わりささら踊りや手踊りで伝統民謡こきりこの舞いを堪能しました。

　26日(火)は正午から行われる奉納こきりこ踊り特別披露､五箇山民謡の競演会､こきりこ踊り指導に続いて、こきりこ祭り本祭りの行事として執り行われる奉納獅子舞､白山宮参拝､奉納こきりこ踊りが行われたのち､舞台競演会(出演:白川郷荻町民謡保存会､越中五箇山民謡保存会､越中八尾おわら保存会､越中五箇山こきりこ唄保存会)とこきりこ総踊りが行われます。

• 五箇山総合案内所

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