現在の位置:トップ > お知らせ > いのくち椿館で南砺市議会による市役所庁舎再編に関する意見交換会開催
情報発信元:南砺で暮らしません課
10月1日(日)、いのくち椿館において南砺市議会意見交換会が開催され、市議会議員と会場いっぱいの来場者約130名が市役所庁舎再編に関する積極的な意見交換を行いました。
市議会では、一昨年から市役所庁舎の再編に関して既存4庁舎を増改築し活用する案と新庁舎整備案についてライフサイクルコスト等の算出検討を開始。以降、昨年6月の議員懇談会にはじまり、市自治振興会連合会・地域審議会・市民との意見交換会などを通して市民からの意見聴取を実施、今年6月の市議会全員協議会からコストやまちづくり、防災などのテーマを設けて庁舎再編に関する論点を整理し議論が進めています。
7月の議会全員協議会では既存庁舎を活用し統合する方向で意見がまとまりましたが、統合の時期と段階について話し合われた8月の全員協議会において、段階的統合を求めるなど多様な意見が浮き彫りとなったことを受け、あらためて意見交換会を開催し、より広く市民の声に耳を傾けて再度協議を行うことになり、このたび意見交換会が開催されました。
冒頭、才川昌一市議会議長が庁舎再編に関する経緯や概要を説明するとともに「庁舎再編については、コストやまちづくりなど様々な論点、視点で検討しなければならず、多様な意見があると思う。広く市民の皆さまの建設的なご意見を伺いたい」とあいさつ。
続いて行われた意見交換では、人口推計などを鑑み30年後の将来をしっかりと見据えた議論を望む声から、庁舎はまちづくりの中心であり拠点であるべき、市民の利便性が第一、庁舎は一つであることが基本、平野部の中心地が望ましい、免震構造を備えた公立南砺中央病院の活用、断層等の影響を検討し安心安全な場所に設けるべきでコスト面重視で拙速に議論を進めるべきでない、新たな市の顔となる耐用年数の長い新庁舎建設の検討、財政健全化が第一、分庁舎方式のリスクや不便な点・弊害を十分に検討した上で望ましい方向性を提示してほしい、庁舎に行かなくても自宅で行政サービスを受けられるようなICT網の整備検討、コストや災害時想定などを踏まえ最良の選択肢を提起し地域エゴを排して議論を進めるべき、長期的な展望はもちろん5年・10年・20年と短期・中期的な見通しも十分に検討してほしい、少子高齢人口減少社会における行政サービスはどうあるべきかを意識して庁舎再編や職員定数などの方向性を導いてほしいなど、多様な意見が寄せられました。
庁舎再編については10月中旬以降から11月上旬にかけて開催される地域審議会や11月7日(火)午後7時から城端庁舎3階大ホールで市主催の意見交換会が開催されます。市民の皆さんのご参加と積極的かつ建設的なご意見・ご提言をお待ちしております。
問い合わせ先 |
議会事務局 電話番号 0763-23-2222 |
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