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獅子舞や報恩講など南砺の身近な伝統文化行事についての研究成果を発表

城端庁舎で富山大学受託研究事業「南砺市文化資源研究」研究成果発表会

情報発信元:南砺で暮らしません課

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「南砺市文化資源研究」研究成果発表会

 3月16日(金)、城端庁舎で富山大学受託研究事業「南砺市文化資源研究」研究成果発表会が開催され、富山大学芸術文化学部地域資源研究会作業班[南砺研](代表:島添貴美子准教授)の学生10名による南砺市獅子舞調査及び文化資源調査(平成28年度実施)の分析に基づく分布地図作成などの研究成果発表に市内各地域から訪れた約30名の参加者が耳を傾けました。

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約30名の市民の皆さんが興味津々で聴き入りました

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城端庁舎2階の202号室が満員御礼状態

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研究成果を丁寧に発表する学生の皆さん

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アカデミックな時間を満喫

 市内の町内会や自治会など355団体を対象に行われた獅子舞調査・文化資源調査は回収率84%となる298団体からの回答がありました。このたびの[南砺研]による研究成果は、調査結果を市内全域の分布図に落とし込んだもので、獅子舞と報恩講、地蔵盆や念仏講、左義長・どんど焼き、ねつおくり・虫送りなど市民生活に根差した伝統的文化行事の分布状況やそれぞれの関係性、獅子舞における雄獅子・雌獅子の別や獅子取り・踊り獅子、百足獅子・二人獅子などの種別系統、さらに各地区の獅子舞がどこから伝わり、どこへ伝えられたかという伝播状況などが多角的かつ視覚的に見て取れる優れた調査結果となっています。
 「獅子舞と報恩講が市内ほぼ全ての地域で伝承されている、またはされていた」「地蔵祭りは主に平野部、念仏講は主として五箇山地域に分布している」「城端・福光には能登・氷見から、井波・福野には砺波・八尾から獅子舞が伝わり、市内では五箇山から平野部への伝播は多く見受けられるが、平野部から五箇山地方への伝播はほぼ見当たらない」などの研究成果発表に続いて行われた質疑応答では「獅子舞や左義長などの伝統行事は、地区によって時期や実施方法などどれくらい作法が異なるのか、そういう調査結果があれば知りたい」などの市民側からの質問はもちろん、学生たちからも調査内容にあった「つりもの」「彼岸の迎え火・送り火」「風除け」「ふかんど盆」「オーベッサマ(エビス)行事」などの伝統行事の実施地区や作法などの内容について尋ねるなど情報提供を求める場面もあり、互いに知的好奇心を刺激し合う有意義な時間となりました。

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  • 最終更新日:2018年3月16日(金曜日) 22時00分
  • ID:2-3-12145-19449
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