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トークと朗読、音楽を交えて俳優の紺野美沙子さんが「平和の尊さ」を表現

平成30年度第1回南砺市民大学講演会 井波総合文化センターに約250人

情報発信元:南砺で暮らしません課

トークと朗読、音楽を交えて俳優の紺野美沙子さんが「平和の尊さ」を表現の画像
心潤う時間は平和があってこそと語る紺野さん

 5月27日(日)、井波総合文化センターで「トークと朗読+音楽の時間」と題して平成30年度第1回南砺市民大学講演会が開催され、俳優の紺野美沙子さんがトークや朗読などを通じて平和の尊さを伝え、会場に詰めかけた約250人はその情感あふれる豊かな表現に見入っていました。

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国連開発計画親善大使の活動を紹介する紺野さん

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情感あふれる朗読を披露

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共演のピアニスト中村さんとの軽妙なトーク

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復興の思いを込めた中村さんのピアノ曲「えがおの日まで」

 紺野美沙子さんは1979年女優としてデビューし、テレビや映画、舞台で活躍する傍ら、1998年に国連開発計画(UNDP)親善大使として任命されたことをきっかけに、これまでカンボジア、パレスチナ、東ティモールなど10ヶ国を訪問。現地の人々の生活の現状を視察し、積極的な広報活動の展開を通じて途上国の貧困削減や自然災害からの復興を支援する活動を行っているほか、2008年には紺野さん自ら東ティモールの植林プロジェクトへの協力を行っています。
 この日は、40年間にわたって活動してきた女優という仕事を通じて感じた人との関わりの大切さを訴えるとともに、国連活溌計画親善大使としての活動を通じて「現地の子どもたちや女性が置かれた格差社会の現状を実感した」ことから、自分自身の生き方そのものを見つめ直し、「尊い命を大切にして限りある時間の中で自分に何ができるかを考えた」結果、8年前から取り組んでいる美しい言葉に乗せて心穏やかな時間を共有するパフォーマンス「朗読座」の活動などを紹介しながら「心潤う時間を共有できる幸せは、平和であるからこそ」と平和の尊さを語られました。
 この後、ピアニストで作曲家の中村由利子さんが舞台に登場し、自身が東日本大震災からの復興の祈りを込めて作曲したピアノ曲「えがおの日まで」を、写真家秋山庄太郎氏の作品とともに披露。また、会場からのリクエストに応じて、木彫りの里井波をイメージし、こきりこ節のメロディを加えた即興曲なども披露されました。
 舞台の終盤で紺野さんは、射水市出身で紺野さんと親交のある日本画家・広田郁世さんが描いた作品と中村さんのピアノ演奏とともに昭和の児童文学で大蔵宏之作「朝の光」の朗読を披露。戦争によって翻弄される母と息子の日常を描く物語を情感豊かに朗読され、全編を通じて「人が生きていく中で最も大切なもの」を豊かな表現力で観客に伝えていました。ステージの終盤には、中村さんが童謡「ふるさと」の演奏とともに、南砺の祭りや行事、風景がステージに映し出されると、紺野さんは会場に向けて「美しい南砺の風景をいつまでも大切に」とメッセージを送られていました。

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  • 最終更新日:2018年5月27日(日曜日) 18時00分
  • ID:2-3-12145-19699
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