情報発信元:政策推進課
19日(火)、平若者センター春光荘で「平地域市政懇談会」が開催され、地域のみなさん116名が出席。平地域が抱える問題や市政全般について、溝口市長はじめ市幹部と直接語りあいました。
<主な内容>
Q:五箇山荘や菅沼展望広場など、観光施設の改修・整備状況は?
A:五箇山荘は、五箇山を代表する宿泊施設であり、今後も維持していきたいと考えています。必要に応じて改修しますが、各客室に浴室を設けるなどの大きな改修は今のところ考えていません。
菅沼展望広場は、世界遺産の指定区域内にあるため、文化庁の許可を得て整備を進めています。駐車場は、景観に配慮する必要があることから、大型車5台、自家用車30台程度の大きさになります。
Q:世界遺産「五箇山の合掌造り集落」に対する市民の関心が低い。一つの市になったのだから、市民共有の財産として理解されるようPRしてほしい。
A:世界遺産は、すべての市民の誇りだと思っています。市政バスなどで合掌造り集落見学を行っていますが、今後、ますます市民の関心と理解が得られるよう、仕掛けづくりを検討していきます。
Q:地域防災計画に避難場所が示されているが、平高校以北の11集落に避難場所がないのはどうしてか?
A:地域防災計画は毎年見直しますので、避難場所設置を増やすことは可能です。ただし、地区内の施設が避難場所としてふさわしいどうか、耐震強度などの確認が必要です。次年度の見直しにむけて検討します。
Q:コミュニティバスについて、山間部は民営バスの運行が難しいので、市で路線を維持してほしい。
A:9月1日からコミュニティバス実証実験を行っていますが、利用者2人以下の路線については、廃止も含めて見直しを行う予定です。料金も200円に統一していますので、皆さんの積極的な利用をお願いします。
Q:平小学校は耐震基準を満たしていないとのことだが、どのような対応をするのか?
A:平小中学校、上平小中学校の4校舎が耐震基準を満たしていません。耐震補強という方法もありますが、この際、合併特例債を利用して建て直すべきと考えています。平・上平地域の学校を統合し、小中学校をそれぞれ一つずつにすべきか、それとも利賀方式で平地域の小中学校を一緒の校舎にするか。地域の将来を担う子どもを、より良い環境で育てるにはどうするべきか、早急に地域のみなさんの意見を集約してお聞かせください。
ご参加くださった市民のみなさん、貴重なご意見ありがとうございました。この市政懇談会の内容を取りまとめたものは、広報誌・ホームページで順次公開します。
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