情報発信元:政策推進課
22日(金)、利賀行政センターを会場に、「利賀地域市政懇談会」が開催され、地域のみなさん約120名が出席。市政全般と山村地域の抱える問題について、溝口市長はじめ市幹部と意見交換しました
<主な内容>
Q:水源かん養や木材供給、レクリエーションの場として森林は大切な役割を果たしている。豊かな水と緑を守るためにも、林業振興に力をいれてほしい。
A:市では、林業振興、治山などを専門に行う森林政策課を4月に新設しました。平成19年度から、県税として「水と緑の森づくり税」が導入されますが、市でも森づくりに関する施策を総合的に推進するため、「森づくりプラン」を策定中です。
また、林道や登山道の簡単な修繕にすばやく対応するよう、今年度から平・上平・利賀の各行政センターに予算を配分しました。皆さんも情報提供にご協力ください。
Q:利賀ダム工事道路の一日も早い整備をお願いします。
A:利賀ダムは、下流域の治水のために必要不可欠な施設です。全国のダムが計画の見直しや工事費削減を余儀なくされている中、利賀ダム工事に係る国の予算は何とか確保されています。生活道路として工事用道路の一日も早い開通を望まれる気持ちも分かりますが、下流域に住む人々の生命と財産を守るための利賀ダムの機能と必要性についても、皆さんの理解をお願います。
Q:交流事業の継続に支援をお願いします。
A:旧町村の交流事業をすべて継承した結果、市は現在、23(国外9、国内14)の自治体と交流を行っています。今後も継続したいと考えていますが、公平公正な行政を推進するためにも、もう少し事業の内容や派遣などについて足並みを揃える必要があります。そこで、南砺市交流協会(仮称)を設立して交流事業を一本化し、派遣のあり方や助成について検討していきたいと考えています。
Q:市内のスキー場の今後の運営は?
A:市内に444の公の施設がありますが、赤字が大きいのはスキー場と病院です。病院は市民の命を預かる施設なので簡単に廃止できませんが、一つの市に5つのスキー場は多いと思っています。現在は指定管理者に管理をお願いしていますが、スキー人口の減少からどのスキー場も経営が苦しく、今後、廃止する施設が出るかもしれません。そのときは、地域の皆さんとも十分話し合いたいと思います。
ご参加くださった市民のみなさん、貴重なご意見ありがとうございました。この市政懇談会の内容を取りまとめたものは、広報誌・ホームページで順次公開します。
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