現在の位置:トップ > お知らせ > 強引な買取り業者(訪問購入)に注意!
情報発信元:生活環境課
最近、南砺市内の山間部や散居村で、強引な買取り業者が家に来て困ったとの話があるので注意して下さい!
同様の事例が起こったり、少しでも悩んだら、南砺市消費生活センター(188)へご相談下さい。
業者が長く居座って帰らない場合は警察(110番)に通報しましょう。
【訪問購入の事例:国民生活センター掲載文より一部抜粋】
購入業者が自宅に来て物品を買い取る、いわゆる「訪問購入」に関する相談が、年々増加しています。契約当事者が60歳以上の割合が8割近くを占めていることから、特に高齢者に注意してほしいトラブルです。
訪問購入は、特定商取引法に関する法律(以下、特商法)でルールが定められていますが、ルールを守らない業者によるトラブルが発生しています。
以下、トラブル事例を紹介します。
1 相談事例
(1)皿だけのはずが、売るつもりのない貴金属まで強引に買い取られてしまった
・突然自宅に電話か、訪問して「不要な皿はないか」等と言う。断ろうとすると「皿1枚だけでもいいので」と言われ、しかたなく訪問を承諾し、不要な皿数枚を準備した。訪問した業者から、皿を全部で100円で買い取ってもらった。その後「ネックレスなどないか。売らなくてもいい、鑑定してあげるから見せて」と言われ、指輪等の貴金属を見せた。「これは汚れがあり小さいので高く入れない。当社なら高く買い取る」と言われ、売るとは言ってないのに、書面に金額を入れ、持ってきた袋に勝手に指輪などを入れた。「書面に名前をかくように」と言われ、よくわからないまま名前を書いた。貴金属を約●千円と格安で買い取られてしまった。売ったことを後悔し、業者にクーリング・オフしたいと電話したら「書類に署名をしているのでできない」と断られた。
(2)断ってもしつこく居座られ、二束三文で貴金属を買い取られてしまった
・電話があり「寄付のため不用品を買い取る」というので、靴や服を用意した。業者が来て、用意した物全てを引き取ってもらうことになった。その後「貴金属はないか」と言われ、「ない」と何度も断ったが、査定だけでもさせて欲しいと言われ、何点か貴金属を見せた。すると全部で約●千円で買い取るというので断ったが、長時間居座られ、強引に契約書にアクセサリー一式と記入され、買い取られてしまった。
2 事例からみる特徴と問題点
(1)電話で、あの手この手で訪問の承諾を得ようとする
(2)突然訪問してきてしつこく勧誘し、とにかく家に上がろうとする
(3)購入業者名や、どの種類の物品について訪問購入の勧誘をするか告げていない
(4)売るつもりが無かった物品も強引に買い取られる
(5)物品名や価格を具体的に記載した書面を渡されない
3 消費者へのアドバイス
(1)購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しない(知らない電話番号には出ない)
(2)突然訪問してきた購入業者は家に入れない
(3)事前に、購入業者の名称、買い取ってもらう物品の対象をしっかり確認
(4)買取りの勧誘を承諾していない貴金属の売却を迫られたら、きっぱり断る
(5)購入業者から交付された書面をしっかり確認する
(6)クーリング・オフ期間内は、業者に物品の引き渡しを拒むことができる
(7)トラブルや不安がある場合は、消費生活センターに相談
4 身近な高齢者を守るために
・消費生活センター等への相談は、家族やホームヘルパー、地域包括支援センター等の職員からも可能です。高齢者の消費者トラブルを防ぐためには、不審な人間が出入りしていたり、困った様子がうかがえたりしないか等、日頃から高齢者の生活や言動、態度などを見守り、身近にいる周りの方が変化にいち早く気付くことがとても重要です。身近な高齢者がトラブルにあっているのではないかと気付いた場合は、できるだけ早く相談して下さい。
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