平成17年度一般会計歳入

　南砺市として初めて通年で行政運営を行った平成17年度における決算の概要を公表します。
　全20会計のうち一般会計では、歳入総額383億3,328万円、歳出総額362億4,702万円。差し引き20億8,626万円から平成18年度へ繰り越した事業の財源である3億9,380万円を除くと、16億9,246万円の黒字決算となりました。

　この黒字額は、繰越金として平成18年度での事業に活用し、うち約10億円は市債（借金）の繰上げ償還（早期返済）にあてます。約480億円もの市債を少しでも早く減らすことで、かかる利息の軽減や財政状況の健全化を進めます。

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│一般会計における決算の概要 │
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◆歳入（収入）
・自主財源　32.5％：市が自主的に収入できる財源
・依存財源　67.5％：国や県から交付等される財源
　依存財源の地方交付税と市債が、歳入総額の約半分を占めています。前者は、合併特例の増額算定が終了する平成27年度以降に交付額が大幅に減額されること、後者は後年度の返済が財政を圧迫する要因となることに注意しています。
　依存財源は、三位一体改革の流れの中で不確定要素が多いので、持続可能な行政運営を行うために、自主財源比率を高める施策の実施と、見込まれる歳入総額に見合うような歳出の見直しについて、今後とも引き続き努力します。

◆歳出（支出）
　以下の3分野で総額の約半分を占めています。
・土木費　16.7％：道路や公園の整備及び維持管理にあてる経費
・公債費　15.7％：市債（借金）の返済にあてる経費
・民生費　15.6％：社会福祉のサービスや施設整備・維持管理にあてる経費
　土木費は、福野駅前ビルの公営住宅部分の買い取りが特に大きく、豪雪に伴う除雪経費も例年を超える額になりました。
　公債費は、市債の返済がピークに近づき、大きな割合を占めました。今後、中・長期的には次第に減少に転ずると見込んでいます。
　民生費で大きな割合を占めているのは、保育園の運営経費や介護保険サービスに要する経費、障害を持つ方への支援に要する経費です。

※特別会計及び企業会計を含んだ全20会計の会計別決算額、平成17年度中に行った主な事業は、以下「関連資料」をダウンロードしてご覧下さい。

• 南砺市H17会計別決算額（PDF形式：8KB）
• 南砺市H17主な事業（PDF形式：8KB）

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