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情報発信元:総務課
市では避難所で最低限必要となる食料品や生活必需品の備蓄を行っていますが、大規模災害の混乱の中では備蓄物資がすぐに配分できるとは限りません。
平成23年3月に発生した東日本大震災では、物流の混乱等により、満足に飲料を調達できたのが発生後の3日目以降という地域もありました。
このようなことから、各家庭においても災害等の非常事態に備え、最低3日分、できれば7日分の食糧・物資を備蓄することが重要になります。
家庭の備え(自助)
災害発生時は、ライフラインが停止するなど、普段通りの生活ができなくなる場合や、自宅の倒壊や消失が原因で、在宅避難ができなくなる場合があります。
市民の皆様には、各ご家庭において、最低3日分(できれば7日分)の非常備蓄品の用意をお願いいたします。また、避難所に避難するなどの事態に備えて、非常用持出品のご準備をお願いいたします。
非常持出品(例)
■貴重品
通帳、保険証、マイナンバーカード、印鑑、家族の写真(はぐれた時の確認用)、小銭(公衆電話用)、携帯電話、携帯電話の充電器及び予備バッテリー
■清潔・健康のためのもの
マスク、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、歯ブラシ、着替え・下着、お薬手帳、常備薬、タオル、救急セット
■食糧及びその他準備品
非常食、飲料水、紙おむつ、生理用品、予備の眼鏡、筆記用具
■便利品
ヘルメット、懐中電灯と乾電池、笛やブザー、万能ナイフ、使い捨てカイロ、ビニール袋、保温シート、毛布、軍手、スリッパ、給水袋、ライターやマッチ、雨具
■非常持出品を準備するときのポイント
・荷物の量は、避難することも考慮し、女性は10キログラム、男性は15キログラムを目安にしましょう。
・持出品は、両手が自由にできるリュックタイプの袋などにまとめましょう。
・自分や家族の状況に応じて必要なものを準備しましょう。
備蓄品(例)
■食料など
飲料水、非常食(できれば7日分)
■医薬品、清潔環境
タオル、ティッシュペーパー、着替え、緊急医療品
■あると便利なもの
ビニール袋、軍手、食用品ラップ、古新聞紙、段ボール、ライターやマッチ、レジャーシート
・東京備蓄ナビ(外部リンク)
いくつかの質問を答えるだけで、ご家庭に合わせた備蓄品目と必要量のリストが表示されます。
・農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」
家庭の備蓄についてまとめたものです。
・家庭用備蓄ポータル(外部リンク:農林水産省ホームページ)
備蓄に適した食品の選び方、災害時に役立つ簡単レシピなどが紹介されています。
〇ローリングストックによる備蓄がおすすめです。
「ローリングストック」とは、普段の食品・消耗品を少し多めに買い置きしておき、古いものから消費し、消費した分を買い足す方法です。
このようにすれば、常に一定量の食品・消耗品が過程で備蓄されている状態になります。
普段愛用しているレトルト食品やインスタント食品を備蓄飲料として充当すれば、無理なく利用・補充ができます。
〇災害時のトイレについて
災害時には、停電や断水により家庭の水洗トイレが使用できなくなる可能性があります。
もしもの時に備えて、家庭でも携帯トイレ等を備蓄しておくと安心です。
・災害時に使えるトイレ(外部リンク:国土交通省ホームページ)
地域の備え(共助)
【自主防災組織】
自分たちのまちは自分たちで守るため、地域住民が連携し、協力しあって自主防災組織を結成し、日ごろから万が一の場合に備えた防災資機材(救護用具、備蓄飲料など)の共同購入や防災訓練を積み重ねることが重要です。
【企業における備蓄】
大規模な災害が発生した場合、救命・救助活動を優先的に行う必要があり、従業員の一斉帰宅は救命・救助活動の妨げとなる可能性があります。
従業員が施設内に留まることができるよう、企業においても最低3日分(できれば7日分)の備蓄食料等の推進をお願いいたします。
市の備え(公助)
市では、水害、地震等により避難する想定の人数の3日分を対象とした備蓄品を整備しています。備蓄品は、各交流センター及び防災センターに保管しています。
また、大規模災害時は、応急・復旧活動を行政だけで対応することは困難なため、各種事業者(民間業者等)と応援協定を締結しています。
〇避難所運営ボックス
避難所運営ボックスとは、避難所を開設・運営するために必要な資料等が保管されている箱です。災害時に備え、すべての交流センターに配備しています。
※ダウンロードします。 (関連書類をご覧になるには)
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