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情報発信元:政策推進課
平成19年11月7日(水)、平成19年度市政バス第5コースを実施、21名の方に参加いただきました。
この市政バスは、市民のみなさんが市政に関してご理解を深めていただき、ご意見・ご要望を直接伺うために実施しているものです。
この日、「南砺市の医療と利賀ダム建設現場」コースを実施。参加者は城端庁舎を出発し、五箇山地域の山々の紅葉を楽しみながら利賀ダム建設現場へ。
利賀ダム工事事務所工事課 前川誠課長からの説明に耳を傾けました。利賀ダム建設の目的は(1)洪水の防御(2)既得用水取水の安定化と河川環境の保全(3)工業用水の確保 の3つです。平成6年、建設省による「利賀ダム基本計画」が策定されて以来、利賀ダム建設に向けて工事が進められています。総事業費は約900億円が見込まれ、その内3分の1が県負担とのこと。基本計画によると、完成予定は平成20年度となっていますが、国、県の財政不足などの理由により工事は大幅に遅れています。平成19年3月末の工事進捗率は、29.2%で、現在、基本計画の変更に向けて作業をしているとのことでした。ダム工事の概要説明を受けたあと、利賀川付近まで移動し、「利賀湖面橋下部工事」の現場で、湖面橋橋脚の基礎工事現場を見学しました。橋脚の基礎の穴の直径は12m、深さ20.5m。この利賀湖面橋の完成後、工事用の3号トンネルを掘削する予定ということです。
午後からは、昨年完成した戸板市営住宅を見学し、市営住宅の概要について学びました。
最後の訪問先は、南砺市民病院。住民のための病院であることを基本理念に、地域の包括医療システムの構築に努力しています。病院の機能としては(1)一般診療・入院部門(2)総合リハビリテーション部門(3)回復期リハビリテーション病棟(4)デイケアセンター(5)健康管理科の5つの部門に分かれています。疾病から在宅支援まで市民をサポートする体制を整えた病院であることを学びました。
参加者の声をご紹介します。
「利賀ダム建設現場をもう少し見たかった。来年の市政バスのコースにもぜひいれてほしい。」
「利賀ダムの説明が非常にわかりやすかった。」
「個人では行けないところを見せていただき、勉強になった。」
「バスの移動中に市内の案内があればよいと思います。」
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