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福島県南相馬市への災害支援隊実施状況

本日第14次支援隊が出発!

情報発信元:総務課

福島県南相馬市への災害支援隊実施状況の画像
原発20km圏内への規制

 東日本大震災発生以降、南砺市が全面支援を継続している福島県南相馬市へ向け、本日第14次支援隊が出発しました。

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義援金受付会場の様子

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福光東部小学校から励ましの寄書

 東日本大震災で被災し、また福島第一原発の半径30km圏内に市の3分の2が含まれる南相馬市では、4月22日に半径20km圏内について「警戒区域」に、また20km以遠においても一部地域について「計画的避難区域」に設定されました。
 南砺市では3月24日の第1次派遣隊を皮切りに、5月2日現在、第14次派遣隊延べ42人の職員を南相馬市へ派遣し、現地にて支援物資の仕分け及び配給、仮設住宅受付業務、義援金受付業務について人的支援を行っております。(支援隊は1班つき3名3泊4日)
 以下、第10次支援隊(4月20日から4月24日)のリポートより、南相馬市の現状をお伝えします。

1残っている市民生活の状況
・隣接する相馬市内では、大型ホームセンター、コンビニ、JUSCO等が営
 業を再開している。ただし、南相馬市内の商店等は閉店状態が多い。
・国、県、市及び東京電力等からの情報が混乱している。
・特に20km圏内の治安状況が悪化している。
・報道される全国での「被曝者差別」「風評被害」に対し市民は心を痛めていらっしゃる様子。
・避難所等におけるマスコミの取材攻勢に被災者は辟易している。

2市の行政状況
・窓口業務(住民票の発行等)のみ通常業務(早朝から夕方まで多忙)
・部署ごとに被災対応の業務を実施しているが、お互いの情報共有がうまくいっていない点が多少見受けられる。

3市外避難者の状況
・約5万人の市民が市外に避難したとされ、その現住所の捕捉が不完全。今後、情報を伝達する場合に障壁になることが懸念されている。
※平成23年3月1日時点の人口70,772人

4災害を取り巻く被災市の状況・変化
・4月22日午前0時から原発より半径20km圏内が「警戒区域」、飯舘村に隣接する地域が「計画的避難区域」、20〜30km圏内の内で計画的避難区域を除く地域が、「緊急時避難準備区域」に設定された。
・4月22日に原発より30km圏内の小学校が再開。ただし、児童は校舎に集合した後、貸切バスで30km圏外の別の学校へ移動して授業を行っている。

5支援隊員の感想
・市内は、自衛隊や警察車両が行き交い、また市の対策本部には経済産業省や原子力保安院の職員も詰めており、否応にも非常事態であるということを痛感します。
・駐車場係に従事していると市民の方から「お疲れ様」「寒いのにご苦労さまです。」と温かい言葉をかけていただきこちらが恐縮することが多々ありました。
・駐車場で震災後はじめて再会される方々もあり、「生きていた?」「お互い頑張って生きていこうね」等交わされる挨拶からも突然の被災にもかかわらず市民の方々の「生きよう」する力強い意志を感じることができました。
・各種情報が錯綜し、デマも飛び交い、緊急時における迅速確実な広報の重要性を認識しました。
・被災者の方々は避難所等における心労に加え、心無いマスコミの取材に晒されており、報道の自由を尊重しつつ、取材に対する規制も考慮する必要があるように感じます。

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電話番号 0763-23-2003
FAX番号 0763-22-1114
メール somuka@city.nanto.lg.jp
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  • 最終更新日:2011年5月2日(月曜日) 18時51分
  • ID:2-2-2-7920
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