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南相馬市での災害支援「現地レポート5」

放射線について

情報発信元:総務課

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積算47マイクロシーベルト(6月30日午後4時現在)

 東日本大震災の発生後、南砺市が全面支援を継続している福島県南相馬市。その活動内容や派遣隊員の所感などを現地からレポートしています。

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勤務中は線量計を常備

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休耕中の水田

 派遣隊員は、引継ぎの際、積算線量計をリセットして渡され、勤務中は常に身につけています。「現地レポート3」で、勤務時間中の被ばく量が4マイクロシーベルト程度と書きましたが、勤務地である南相馬市馬事公苑には概ね8時間滞在するため、1時間当たりの被ばく量は0.5マイクロシーベルトとなります。
 積算線量計は帰宅後もカウントを続けており、出勤時には平均3マイクロシーベルト上昇しています。よって、1日の被ばく量は、7マイクロシーベルト程度と推定されます。
 派遣隊員の滞在期間は15日ですので、積算では105マイクロシーベルトとなります(第二次支援隊の積算は117マイクロシーベルト)。これは、東京〜ニューヨーク間を往復で飛行した場合の被ばく量190マイクロシーベルトと比べても低い値であり、健康に害を及ぼす数値ではありません。
 南相馬市内でも半袖などの軽装が目立ち、マスクをしている方のほうが少ないほどです。郊外の大型スーパーも営業を再開し、中心市街地でも営業を再開した飲食店が増えてきたようです。
 しかし、南相馬市内の学校では授業が見送られており、児童・生徒は、近隣自治体の学校へバスで移動して授業を受けています。耕作も見送られたところがあり、放射線の恐怖は常に暗い影を落としています。
 地震・津波による被害も甚大ですが、南相馬市が真の意味で復興への舵を切るには、放射線の恐怖を拭い去ることが最も重要です。
 福島第一原発事故の一刻も早い収束が待たれます。

※1ミリシーベルトは1シーベルトの1,000分の1、1マイクロシーベルトは1ミリシーベルトのさらに1,000分の1です。

※人体は、年間約2.4ミリシーベルトの自然放射線を浴びています。

※勤務時間外は常に線量計を身につけているわけではないので、実際の被ばく量とは誤差があると思われます。

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  • 最終更新日:2011年6月30日(木曜日) 21時31分
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