大勢詰めかけた「なんと！B級グルメ選手権 」

　１１月５日（土）、６日（日）の両日、IOX-AROSAスキー場特設会場で「なんと！B級グルメ選手権」が行われ、１００を超えるレシピの中から最終候補に残った丼物や粉物など１０品を販売。来場者が食べ比べ、初代チャンピオンを決めました。

　市商工会青年部を中心とした実行委員会が企画・運営を手がけ、南砺らしいB級グルメ創出を目的に開催された今回の選手権。両日とも、時折激しい雨が降る生憎のコンディションとなりましたが、事前告知の甲斐もあり家族連れなどが大勢詰めかけ、大変な盛り上がりを見せました。
　料理の販売が始まるとブース前は人で溢れ、来場者のみなさんは３食１，０００円のクーポンで購入したお好みの料理に舌鼓。食べ終わると投票所に足を運び、美味しいと思ったメニューに投票していました。「なんと７１０食（ナットク）〜そば」を食べていた大浦優仁さん（城端）は、「納豆が好きなので、堪らなく美味しいです！」と、納豆入りのソバに大満足の様子でした。
　各チームが用意した７００食を完売し、迎えた運命の表彰式。見事、栄誉に輝いたのは「なんなんまぶまぶ（南砺ひつまぶし）」で１０．５�sの票（箸）を獲得したチーム「ゆかたーず」のみなさん。優勝決定の瞬間は、信じられない･･･といった様子で、目に涙を浮かべるメンバーも見られました。代表の前田久美子さん（城端）は、「お盆過ぎから何度も試行錯誤を繰り返し、味には自信がありましたが優勝は信じられません」と、喜びを語ってくれました。
　今後、優勝した「なんなんまぶまぶ」は、南砺のB級グルメとして各方面に発信されます。コシヒカリ、五箇山豆腐、大鋸屋ポークなど、地元食材をふんだんに使った料理が、静岡の「富士宮やきそば」のような、全国級のご当地グルメになるといいですね！
　

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