平成２３年度一般会計決算歳入

平成23年度の決算概要をお知らせします。

　全12会計のうち一般会計の決算は、歳入総額391億833万円、歳出総額370億1,880万円となりました。前年度に比べ、歳入が5億860万円（1.3%）減、歳出が6億3,427万円（1.7%）減となり、ともに減少しました。歳入と歳出の差し引き20億8,953万円から平成24年度に繰り越した事業の財源となる4億8,150万円を除いた実質収支は16億803万円の黒字決算となりました。この黒字額は、繰越金として、主に平成24年度の市債繰上償還（借金の早期返済）にあて、利息の軽減や財政状況の健全化を進めます。


○歳入（収入）
　市税は、法人市民税が大幅に伸び、前年度比12億4,818万円の増、地方交付税は、臨時財政対策債（国の財源不足による地方交付税減額時の代替財源）への振替額が減少したこと等により、4億1,788万円の増となりました。一方、国庫支出金は、福野小学校、平中学校改築工事等完了にともなう交付金の大幅な減額等により11億8,413万円の減、県支出金はJA福光カントリーエレベーター再編整備事業の完了に伴う補助金の大幅な減額等により4億9,838万円の減となっています。
　自主財源の占める割合は、市税の増や、依存財源の減少により、32.0％と2.8ポイントの増となりました。
　
○歳出（支出）
　特別養護老人ホームやすらぎ荘改築事業費や統合保育園整備事業費の増額等により12億5,007万円の増となった民生費が25.1％と最も大きな割合を占めています。次いで公債費が1億499万円減で15.4％を占めています。土木費は都市計画道路谷今町線整備事業費の増額等により4億5,119万円増の14.6％となっています。
　そのほか、諸支出金は、年度間の財源の不均衡を調整する財政調整基金への積立額増等により、11億7,287万円増の8.8％となりました。また、教育費は福野小学校、平中学校改築工事完了等により18億6,594万円減の7.7％となりました。

　※特別会計及び企業会計を含んだ全12会計の会計別決算額、平成23年度中に行った主な事業、財政指標は、以下「関連資料」をダウンロードしてご覧ください。

• 平成２３年度会計別決算・市債残高（PDF形式：25KB）
• 平成２３年度主な事業（PDF形式：116KB）
• 平成２３年度財政指標（PDF形式：91KB）

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