平成24年度決算（歳入の状況）

平成24年度の決算概要をお知らせします。

平成24年度一般会計決算歳出
　全12会計のうち一般会計の決算は、歳入総額382億6,741万円、歳出総額363億6,748万円となりました。前年度と比べ、歳入が8億4,092万円（▲2.2%）減、歳出が6億5,132万円（▲1.8%）減となり、ともに減少しました。歳入と歳出の差し引き18億9,993万円から平成25年度に繰り越した事業の財源となる2億1,307万円を除いた実質収支は16億8,686万円の黒字決算となりました。この黒字額は、繰越金として、主に平成25年度の市債繰上償還（借金の早期返済）にあて、利息の軽減や財政状況の健全化を進めます。


○歳入（収入）
　市税は、法人市民税が前年度比で13億3,679万円減と大幅に減少し、地方交付税は4億2,896万円の減となりました。これは、前年度の市内事業所・企業の業績回復による法人市民税収入の一時的な増加に起因するものです。
　一方、国庫支出金は、国の緊急総合経済対策として交付されたきめ細かな交付金事業が終了したことなどにより4億480万円の減となっています。
　自主財源の占める割合は、市税の減少や、依存財源である市債の増加等により30.4％と前年度と比較して1.6ポイント減となりました。
　
○歳出（支出）
　民生費が、統合保育園整備事業（13億1,042百万円）や特別養護老人ホームやすらぎ荘改築事業（6億9,221万円）、井波社会福祉センター耐震補強等事業（1億4,485万円）等により1,315万円増の25.6％と最も大きな割合を占めています。
次いで、土木費が遊部住宅建設（6億2,480万円）や道路整備事業等の増額により9億4,857万円増の17.5％となっており、地方債の繰上償還（10億2,187万円）を実施した公債費が1,755万円減で15.6％と続いています。
　そのほか、教育費が(仮称)平、上平統合小学校建設事業（2億4,324万円）や福光東部小・福野中耐震補強等改修工事（6億3,386万円）、により8億7,715万円増の10.3％となった一方、諸支出金は財政調整基金等への積立額が大幅に減少したため、31億692万円減の0.3％となりました。

※ 特別会計及び企業会計を含んだ全12会計の会計別決算額、平成24年度中に行った主な事業、財政指標は、以下「関連資料」をダウンロードしてご覧ください。

• 平成24年度会計別決算・市債残高（25KB）（PDF形式：25KB）
• 平成24年度主な事業（122KB）（PDF形式：125KB）
• 平成24年度財政指標（95KB）（PDF形式：97KB）

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