南砺市(なんとし)

城端地域の西明地内で稲塚権次郎さんの生涯を描く映画がクランクイン

再来年公開予定「『農』の神様と呼ばれた男」

城端地域の西明地内で稲塚権次郎さんの生涯を描く映画がクランクインの画像
稲塚監督(左)と権二郎さんを演じる松崎さん(右)

 10月7日(月)、城端地域西明地内の公民館近くの権次郎畑で稲塚権次郎さんの生涯を描く映画「『農』の神様と呼ばれた男」の撮影がクランクイン。近隣住民が見守る中、権次郎さんの遠戚にあたる稲塚秀孝監督と主演で権次郎さん役の松崎謙二さんらが好天の下、撮影を開始しました。

城端地域の西明地内で稲塚権次郎さんの生涯を描く映画がクランクインの画像
撮影を前に西明神社を参拝

城端地域の西明地内で稲塚権次郎さんの生涯を描く映画がクランクインの画像
地元住民の皆さんが参加し、見守られる撮影風景

 再来年公開予定の映画「『農』の神様と呼ばれた男」は、言わずと知れた地元の偉人で「小麦農林十号」を作り出し世界の食糧危機を救った農学博士の稲塚権次郎さんの生涯を描く映画です。権次郎さんの遠戚にあたる稲塚秀孝監督がメガホンを取り、仲代達矢さんが主宰することで有名な「無名塾」塾生の松崎謙二さんが主演で稲塚権次郎さん役を演じます。クランクインとなる本日の撮影は城端地域西明地内の権次郎畑での種まきの模様や権次郎さんと畑の模様など数カットの撮影が行われました。種まきのシーンには地元住民4名が参加され、監督からの細かい指示に応じていました。
10月とは思えないくらいの陽気に汗だくになりながらも懸命にイメージどおりの映像を追い求め、テイクを重ねる稲塚監督はじめ撮影スタッフの姿に見守る地域住民の皆さんも期待が高まっている様子でした。
 主演の松崎さんに市民の皆さんへ一言お願いしますと伺ったところ「この作品は南砺市民の皆さんと一緒に作り上げていく作品です。撮影現場にも足を運んでいただき、まちで(私たちを)見かけたら声をかけてもらえたら嬉しいです。頑張ります!!」と爽やかな笑顔で答えてくださいました。松崎さんは現在、七尾市で10月27日(日)まで行われている第5回能登演劇堂ロングラン公演「ロミオとジュリエット」に出演中で、今回の撮影はその公演の合間をぬって行われました。
次回の南砺での撮影は来年になるそうです。映画の完成と今後の撮影における地域住民の皆さんとスタッフの皆さんとの交流が楽しみですね。

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