南砺のおもてなしを考えるセミナー
1月23日(木)、南砺市商工会館において「南砺のおもてなし」を考えるセミナーが開催され、市観光協会ならびに商工会の会員約50名が参加し、富山国際大学現代社会学部長の高橋 光幸 教授による「北陸新幹線開業に向けた“南砺のおもてなし”について」と題した講演や「北陸・飛騨地域の伝統文化・自然資源の慣行的価値に関する研究」の発表に耳を傾けました 。
中国の若者の嗜好について聞き入る皆さん
富山国際大学現代社会学部長 高橋 光幸 教授
セミナーは、主催の富山国際大学現代社会学部が行ってきた「北陸・飛騨地方の伝統的文化・自然資源の慣行的価値に関する研究」の発表で始まりました。まず同大学現代社会学部の湯 麗敏 准教授による「中国における世代別の価値観・消費ニーズの特徴について」、続いて、同学部長の高橋 光幸 教授による「富山県と岐阜県の観光資源に対する中国人留学生の評価」、そして佐藤 悦夫 准教授による「世界遺産の保全に関する平泉・石見銀山の取り組み」と題した研究発表が行われ、関東圏に多く訪れている80年代・90年代生まれの若い中国人観光客の北陸への誘致・滞在の促進についての動向調査や同年代の中国人の若者の嗜好等について掘り下げる研究内容や平泉や石見銀山等の事例を参考にした五箇山観光の可能性などについて参加された皆さんが真剣に聞き入っていました。
また、続いて行われた高橋 光幸 教授による「北陸新幹線開業に向けた“南砺のおもてなし”について」と題した講演は、1年後に控えた北陸新幹線の開業に向けて「南砺のおもてなし」の在り方を探る内容で、こちらも皆さん熱心に聴講され、新幹線時代の「南砺のおもてなし」について想いを巡らせておられる様子でした。
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