南砺の地域包括医療・ケアを守り育てる会
7月26日(土)、福野地域のア・ミューホールで第16回南砺の地域包括医療・ケアを守り育てる会が開催され、約100名の参加者が地域包括医療・ケアについて学びました。
南砺の地域包括医療・ケアについて講演する田中市長
地域包括ケアの方向性について説明する椎葉厚生科学課長
会では、「これからの南砺市の地域包括医療・ケアについて」と題した田中市長の講演と、厚生労働省大臣官房厚生科学課の椎葉茂樹課長による「我が国における予防を含めた地域包括ケアの方向性と南砺市に期待すること」と題した講演をいただきました。
田中市長からは「南砺が全国に先駆けて導入した地域包括医療・ケアの仕組みが全国標準になりつつある。高齢化が全国に先駆けて進む南砺市にあって、住民の皆さんを巻き込んだ地域ぐるみでの在宅システムの構築が大切。住民の皆さんがそれぞれの幸せを考えることのできる地域づくりを目指したい。」と熱弁。椎葉課長は、10年前に県庁に厚生部長として赴任されており、また市民病院等での講演経験もあることなどから、現在の国における地域包括ケアの現状と、全国のトップランナーとして地域包括医療・ケアに取り組む南砺に期待することなどについて講演をされました。
また、第2部では、富山大学附属病院の山城清二教授がコーディネーターとなり、会場の皆さんと今後の取り組みについての意見交換と活動発表などが行われました。
「南砺の地域包括医療・ケアを守り育てる会」は、住民参加型の地域包括医療・ケアシステムの構築を目指し、医療・福祉分野等で活躍されている講師による講演や、地域医療に取り組むグループの発表や討論を通じて、みなさんと南砺市の地域医療を考える場となっています。次回は、平成27年2月21日(土)に開催の予定です。全国より20年、県平均よりも5年早いペースで進行している南砺市の高齢化、ぜひ皆さんもご一緒に南砺の地域包括医療・ケアについて考えてみませんか。
問い合わせ先 |
地域包括医療・ケア局 医療課 電話番号 0763-23-1003 |
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南砺で暮らしません課