南砺市(なんとし)

もったいないとおかげさまがつなぐエコビレッジサミット〜全体会〜

南砺型環境・生命文明社会の構築を目指して

もったいないとおかげさまがつなぐエコビレッジサミット〜全体会〜の画像
じょうはな座ホールで対話型討論会が行われました

 昨日29日から開催中の「もったいないとおかげさまがつなぐエコビレッジサミット」。最終日の30日(日)は、じょうはな座ホールで全体会が行われ、東北大学名誉教授で合同会社地球村研究室代表社員の石田秀輝氏による「環境(地球環境)と成長(心豊かに生きる)の両立を南砺から考える」と題した基調講演と、昨日の分科会討論で話し合われた内容の発表、市内で様々な活動をするグループや城端小学校や南砺福野高校による実践発表について会場全体で討議する対話型討論会が行われました。

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石田秀輝氏による基調講演

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城端小学校5年1組児童31名による実践報告

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南砺福野高校農業クラブの活動発表

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分科会討論の内容発表

 開会にあたり、エコビレッジサミット実行委員会実行委員長である株式会社つなぐ南砺の山瀬悦郎代表取締役と田中市長があいさつ。続いての石田秀輝氏による基調講演では、人間活動の肥大化が地球環境問題であるとし、心豊かな暮らしを担保しながら環境と成長が両立する持続可能な社会を実現するためのライフスタイルやネイチャーテクノロジーの可能性が探られました。
 さらに引き続いて、昨日の分科会討論の話し合いの内容を7つの分科会の代表者が発表し、それぞれ真剣な議論を通して見出した新たな方向性や可能性、今後の展開などについて熱く語られました。
 休憩後に対話型討論会がスタート。解決策提示者として基調講演の講師を務めた石田秀輝氏、リバースプロジェクト代表の伊勢谷友介氏、環境省内閣官房審議官の中井徳太郎氏、江戸川大学社会学部現代社会学科教授の鈴木輝隆氏、有限会社ひまわり亭代表の本田節氏と田中市長が登壇し、自身の取り組む活動の内容と近況、分科会討論の内容を聞いての感想などを述べられました。
 また、城端小学校5年1組の児童が「森林と私たちの生活」をテーマに社会科見学で学習してきた内容を31名全員で発表。「もっとみんなで森林のことをかんがえていきましょう。」と会場に呼び掛け、田中市長に学習内容をまとめた提言書を提出すると会場からは大きな拍手が送られました。
 さらに南砺市と連携協定を締結し、エコビレッジ構想に基づく環境や産業、まちづくり等の分野で連携協力をしている南砺福野高等学校の農業クラブの生徒2名が、エコビレッジ構想に関する活動事例を発表し、コメンテーターの皆さんからアドバイスを受けました。
 続いて、市内で活動している方々の実戦報告が行われ、昨年4月に南砺市に移住し利賀地域で地域おこし協力隊として活躍している林純子さん、つなぐ南砺の山瀬悦郎代表取締役、井波地域で林業を営む島田優平さんの3名がそれぞれの活動、取り組みなどを発表し、会場や6名のコメンテーターを交えて意見交換を行いました。
 2日間にわたり、フィールドワークや分科会討論、基調講演、対話型討論会を通して中身の濃い充実した時間を過ごされた参加者の皆さん。新たな出会い、そして気づきに満ちた今回のサミットを通じて、改めて、地域資源を循環することで継続的で持続可能な自立した地域づくりを目指す「エコビレッジ構想」について理解を深めました。

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