参加者･スタッフがそろって記念撮影

　2月7日(土)、8日(日)と､福光地域の太美山公民館ほかで「越中 雪かき道場2015」が開催され、県内外から集まった17名の参加者と｢雪かき道場｣を主催するNPO法人｢中越防災フロンティア｣の皆さんが､地元住民との交流を楽しみながら、雪かき技術の知識と技を身につける充実した2日間を過ごしました。

　過疎地域の少子高齢化が進行し、除雪時の事故や雪処理の担い手不足が深刻化する昨今。雪かき道場は、除雪ボランティアへの技術指導や受け入れ側へのアドバイスを行うことで、継続的な交流の場を作ることを目的に誕生しました。
　今回は、中京圏や関東方面､富山県両隣の石川や新潟からの参加者をはじめ､富山県立大学の生徒の皆さんなど老若男女18名が参加。昨日7日(土)に座学､雪かき体操､基礎実技などで十分な知識と技術を身につけた参加者の皆さん、夜には太美山公民館で地域の方々と親睦を深め､2日目となる8日(日)は朝からやる気十分！意気揚々と立野脇地内の除雪実践に向かいました。現地は平野部の雪の少なさが嘘のような積雪量でしたが、皆さん怯む事なくテキパキと除雪作業を開始､素晴らしい連携で予定時刻より約30分も早く作業を終えて太美山公民館での修了式で修了証を受領。あたたかい昼食を楽しんだ後､解散されました。
　新潟市から今回の雪かき道場に参加された渡辺奈古さんに感想と南砺市の印象を尋ねたところ「雪をナメていた自分が恥ずかしいです。交流会で地元のおばあちゃんとお話をして昔はここらへんでタバコを作っていたとか興味深い話を聞くことが出来ました。ナインティナインの婚活番組で南砺市が出ていたのを見ていて､実際来ることが出来てこういうところだと知ることが出来て良かったです。本当に楽しい2日間でした。」と爽やかに答えてくれました。

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