南砺市(なんとし)

じょうはな庵に城端小5年児童の感性豊かで味のある版画作品を展示

城端小学校5年生が県産朴の木を彫って作った版画作品展示会

じょうはな庵に城端小5年児童の感性豊かで味のある版画作品を展示の画像
キラリと光る作品群

 3月20日(金)、城端地域の国道304号線沿い城端曳山会館の斜め向いにある「じょうはな庵」で城端小学校5年生が県産の朴の木を彫って作った版画作品の展示会が開幕し、総合的な学習の時間で取り組んだ内容をテーマにした感性豊かな作品群が皆さんのお越しをお待ちしています。

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児童考案のもち米スイーツ

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エコビレッジサミットでの素晴らしい発表を上映

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趣たっぷり「じょうはな庵」の入口

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じょうはな庵の松平さん

 昨年11月末に「じょうはな座」で開催されたエコビレッジサミットで、素晴らしい発表をし、「もっとみんなで森林のことを考えていきましょう」と会場に呼びかけた城端小学校5年生の児童の皆さん。この素晴らしい子どもたちにどんな未来を残したいのか考えさせられた有志の皆さんが「児童らの版画学習に県産材の版木を使ってもらいたい」と思い立ち、「志金」を募った結果、42名からの「志金」が集まりました。志金をもとに木版画の優れた素材である朴の木の県産材が購入され、その版木を使用して児童たちが手塩にかけて仕上げた作品群が、「じょうはな庵」に展示されています。
 児童たちが作品を仕上げるにあたり、木版画のコツを伝授されたのが、「じょうはな庵」共同購入者の一人で木版画を趣味とする松平保夫さん。曳山祭で「曳山」の「こしらえ」として使用される朴の木の由来や、版木としての有用性などを説明されたとの事で、「出来てきた下絵が実にシッカリとした素晴らしいものでしたので、いきいきと自由な感性で彫ってもらえるよう、ケガをしないようにということ以外はあまり言いませんでした。出来上がった作品はどれも素晴らしく、『裏彩色』などの技法を使って仕上げられたものもあり、とても良いものになっています。」と笑顔で語ってくださいました。総合的な学習の時間を通して経験した内容をテーマにした児童らの版画作品は、「もち米作り」や「地産地消の弁当づくり」、「森林の間伐体験」などの様子が瑞々しい視点で描かれ、作品に添付されたコメントも秀逸で、色々と考えさせてくれる内容になっています。
 22日(日)午後5時までの期間中は、児童たち考案の「もち米スイーツ」が、先着100名様に用意されるほか、児童らが南砺市産の弘法茶を出してくれます。松平さんの手による木版画作品「城端100景」なども展示され、今回の作品展のキッカケとなったエコビレッジサミットにおける児童らの発表VTRも放映されます。
 入場は無料です。この週末は是非「じょうはな庵」に足をお運びください。

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