時折夏を思わせる日差しが照りつける中、額に汗して農作業

5月31日(日)、相倉合掌造り集落で棚田オーナーやコーリャク隊などが参加し、手作業で田植えを行いました。

　この田植え作業は、『みんなで農作業の日』in五箇山の「世界遺産・五箇山棚田オーナー事業」で、今年は棚田オーナー8組42名をはじめ、コーリャク隊など約80名が参加し、約21アール（17区画）の棚田で田植え作業を実施されました。
　開会式の後、スタッフから田植えの手順の説明を受けた棚田オーナーやコーリャク隊の皆さんは、苗を入れたカゴを腰に下げると、早速田んぼに入って作業を開始。今回植えられたのは早稲品種の「てんたかくで、薄曇りの天候ながらも時折雲間から夏を思わせるような日差しが照りつける中、参加された皆さんは、ころがしと呼ばれる農機具で田んぼ内に付けられた目印にあわせて慎重にかつ丁寧に苗を植えていきました。慣れない作業でぬかるんだ泥に足を取られながらも、おいしいお米が育つようにと願いながら丁寧に田植え作業に打ち込まれていました。
　秋には、再び棚田オーナーの皆さんが集まって「稲刈り」が行われるほか、『みんなで農作業の日』in五箇山の他の農産物のオーナーの皆さんと一緒に「大収穫祭」が予定されています。南砺の豊かな自然が育んだ“実りの秋”が待ち遠しいですね！

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