南砺市(なんとし)

県西部の各消防本部と県ドクターヘリ、各医療機関DMATが災害発生時の連携を確認

南砺消防署で「富山県西部消防機関集団救急合同訓練」実施

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県西部消防機関集団救急合同訓練

 11月19日(木)、南砺消防署において「富山県西部消防機関集団救急合同訓練」が実施され、高岡・射水・氷見各市、砺波地域消防組合の各消防本部から18隊65名、厚生連高岡・高岡市民・砺波総合各病院DMAT(災害派遣医療チーム)が3隊15名、県ドクターヘリ1機5名、さらに訓練補助の傷病者役として砺波准看護学院から22名が訓練に参加。

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横転車両後部からの要救助者救助訓練

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空気圧使用作業機械を用いての救助訓練

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高所からの要救助者搬出訓練

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参加者が一堂に会しての閉会式

 10月に高岡市・射水市・氷見市・砺波地域消防組合集団救急相互応援協定が締結され、運用が開始されたことに伴い実施された今回の合同訓練。下記機関相互の連携活動能力の向上を図り、さらに県ドクターヘリや各医療機関DMATとの連携をも深めることを目的に行われ、「福光地域天池地内における乗用車とバスが絡む多重衝突事故により多数の傷病者が発生。さらに事故車両1台が共同住宅に衝突し大破し燃料漏れによる火災発生。住宅2階に自力避難困難者がいる模様」との想定で実施されました。各消防本部ならびに各医療機関DMAT、さらに富山県ドクターヘリの訓練参加者は実戦さながらの緊張感の漲る中、見事な連携を披露。横転した車両からの救出訓練や、住宅に衝突した車両からの救出では二次災害の発生に備えて火花が散らないようエアコンプレッサーを使用した大型鉄鋏や工具を使用した救出経路確保、上層階からの移動困難者の移送、多重事故発生に伴う要救助者の治療優先順位を判定するトリアージ作業とそれに伴う応急処置、ドクターヘリでの搬送など、各想定事項に迅速かつ的確に対応、進行された訓練は見事の一言で、重大事故発生に伴う同時多発的な多数の傷病者発生時に最も重要とされる救急・消防・医療の迅速かつ的確な連携体制が確認されました。

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