井波彫刻とスター・ウォーズの豪華コラボレーション

　12月9日(水)、井波彫刻総合会館で超大作映画｢スター･ウォーズ｣シリーズの最新作ポスターを井波彫刻の技で再現する“スター･ウォーズ”アートの制作の様子が公開されました。

　12月18日(金)午後6時30分に全国一斉公開される｢スター･ウォーズ｣シリーズの最新作｢スター･ウォーズ/フォースの覚醒｣。全世界に熱狂的なファンがいることでも知られる本作が公開される今年は､さっぽろ雪まつりでの「雪のスター・ウォーズ」大雪像をはじめ、青森県田舎館村での田んぼアート、｢スター･ウォーズねぶた｣､鳥取砂丘の砂像｢砂のスター･ウォーズ｣､カワサキハロウィンでの｢SWパレード｣､京都清水寺本堂舞台での｢スター･ウォーズ/フォースの覚醒｣風神･雷神屏風と｢覚醒｣の書のお披露目などの“スター･ウォーズ”アートで､様々な日本文化と融合し､大きな注目を集めています。
　このたび､中部地方で｢スター･ウォーズ/フォースの覚醒｣のプロモーションを担当する広告会社BVコミュニケーションズ株式会社が､250年の伝統を誇る井波彫刻の技での映画ポスター再現を依頼。井波彫刻組合(高桑良昭理事長)の彫刻師､大野勝人さんが制作し､全国公開にあわせて東京汐留･日本テレビの日テレホールで開催される｢スター･ウォーズの世界〜フォース･フォー･ジャパン｣への出展に向けて鋭意制作に取り組まれています。
　通常､同サイズの制作には2〜3カ月以上が必要とされる井波彫刻ですが､今回はポスターデザインが全世界に解禁された10月27日(火)から公開まで約1カ月半の短時間での制作が求められます。報道陣のインタビューに｢これまでのスター･ウォーズ作品の中でも人物の多いポスターで､キャラクターの『上げ下げ』などが細かく､大変な作業ですが楽しんで制作しています。これを機会に多くの方々が、井波彫刻という伝統工芸に目を向けてくれたら嬉しい｣と応じた大野さん。残りわずか1週間あまりで彫りと着色を終え､250年の伝統を誇る井波彫刻の技を全国に発信されます。

ご案内

問い合わせ先	井波彫刻総合会館 電話番号　0763-82-5158