菅沼集落に春告げる獅子の舞
5月3日(火・祝)、世界遺産菅沼合掌造り集落で春祭りが行われ、時ならぬ春の嵐に見舞われた集落内を大小の親子獅子が巡行。世界遺産に春を告げる華麗な舞いを披露しました。
可愛らしくも凛々しい獅子取りたち
合掌造りの大屋根の下で華麗な舞
息ピッタリ、躍動の獅子舞
大勢の観客が魅了されました
菅沼集落で舞われる獅子舞は、同集落のほか真木、東赤尾、新屋、田下集落で組織する五ヶ山獅子舞保存会(下崎雅史会長)によるもので、毎年5月3・4日の2日間で各集落の家々を順にまわり、春告げる華麗な舞いを披露しています。
午前10時を過ぎる頃、あいにくの強風にも関わらず、ゴールデンウィーク後半の三連休初日ということもあり、大勢の観光客で賑わう菅沼集落に軽快なお囃子の音色とともに親子獅子が到着。集落内各戸で軽やかで躍動感のある見事な舞を披露して廻る様子に、居合わせた観衆は瞬く間に惹き込まれ、大きな拍手と歓声がその感動を物語っていました。
五箇山春まつりもいよいよ終盤、6日(金)まで平・上平・利賀の各地域で春の訪れを告げる多種多彩な舞いが披露されます。
南砺で暮らしません課