吉田静子さん満100歳おめでとうございます

　6月15日(水)、めでたく満100のお誕生日を迎えられた福光地域にお住まいの吉田静子さんに､田中市長から市と県からのお祝い状とお祝い品の聖徳太子二歳像や花束などが贈られました。

　大正5年6月15日生まれ､満百歳を迎えられた今もとても朗らかに相手の目をしっかりと見てお話しされる元気いっぱいの静子さん。昭和13年にご結婚され､工兵学校で教鞭を取られていたご主人に寄り添い千葉県松戸市や東京都文京区で生活。ご主人が硫黄島で戦死された頃､実家のある福光に疎開。旧福光町の図書館で司書をされながら､女手一つで家族を養ってこられ､今では子3人､孫7人､ひ孫8人に恵まれ､穏やかな日々を過ごされています。
　お祝いに訪れた田中市長が｢とてもお元気で何よりです。言葉が美しく会話も楽しく､肌つやも良くお綺麗ですね｣と語りかけると､｢あらお上手ですね｣と上品に返された静子さん。笑顔あふれる楽しい歓談に花を咲かせたのち､田中市長から感謝状やお祝い品の聖徳太子二歳像､花束のプレゼントが手渡され､ご家族からも花束とバースデーケーキがプレゼントされました。喜色満面の静子さんに､満百歳を迎えられた感想を尋ねると｢ただただ感謝の気持ちしかありません。主人に先立たれ大変な時期もありましたが､子どもたちも大きくなり､今では私の方が世話になっています。本当に有り難いことです｣と目を細めながら穏やかに答えてくださいました。
　満100歳のお誕生日おめでとうございます。今後もご家族おそろいで､ますますお元気に過ごされますよう､心からお祈り申し上げます。

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