平成28年度菅沼合掌集落消火訓練
11月26日(土)、世界遺産菅沼合掌造り集落で消火訓練が実施され、市消防団上平方面団をはじめ、菅沼集落住民、南砺消防署五箇山出張所などから約60名が参加し、見事な連携を発揮しつつ、集落内に設置された放水銃24基、消防車両7台からの放水が集落内に見事なアーチを描きました。
放水銃のアーチの下に鮮やかな虹
見事な連携で放水作業にあたる消防団
放水のアーチが集落を包みます
訓練後の講評
朝から穏やかな天候に恵まれた世界遺産菅沼合掌造り集落で午前8時25分頃から始められた今回の訓練。集落内の民俗館から出火したとの想定で実施され、まずは、集落住民の皆さんが手慣れた操作で放水銃10基を用いて初期消火にあたり、順次駆けつけた消防団や消防署五箇山出張所の隊員らがさらに14基の放水銃と消防車両による放水を展開。迅速冷静な消化作業で有事の際の連携を確認しあいました。
訓練終了後には講評が行われ、越中五箇山菅沼集落保存顕彰会の中島慎一会長、山本勝徳市議会議員からのあいさつ、砺波地域消防組合南砺消防署五箇山出張所の冨堂正人所長による講評に続いて、市消防団の中谷真人上平方面団長が「訓練は積み重ねることで万が一の際に発揮されるもの。今後も地域そして世界の宝である世界遺産菅沼合掌造り集落を守り後世に残し伝えていくため、皆さんのご協力をお願いします」と訓辞を述べました。
問い合わせ先 |
上平行政センター 電話番号 0763-67-3211 |
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南砺で暮らしません課