土砂流出防止ブロックの設置作業開始
1月19日(木)、利賀地域の旧利賀スキー場において16日から17日にかけた大規模な地滑りの発生を受けて、今後の雪解けや降雨による土砂流出の防止を目的としたコンクリート製ブロックの設置作業が開始されました。
地滑り発生現場には大量の土砂が堆積
次々運び込まれる大型コンクリートブロック
旧利賀スキー場ゲレンデ(原状)
3年前の第1回利賀天空トレイルにおけるゲレンデの様子
土砂災害発生危険区域には指定されていたものの、地すべりの発生危険箇所には指定されていなかった旧利賀スキー場における今回の大規模な地すべり発生。崩れ落ちた土砂の総量はおおむね3万立方メートル以上と推計され、その大半が斜面に残り、ゲレンデ下部の土砂堆積末端部には幅50m、奥行き250m、高さ3m、およそ3千立方メートルの土砂が堆積していると見られ、雪解けや降雨による流出防止が喫緊の課題となっています。そうした状況と17、18日の両日にかけて土砂流動が見受けられなかったことを受け、19日(木)の午後から約4トンの消波ブロック約100個をゲレンデ下部の土砂堆積末端部に設置する作業が開始されました。大型ダンプによって次々と運ばれてくる消波ブロックが大型クレーン車と熟練の現場作業員によって順調に組み上げられています。
問い合わせ先 |
利賀行政センター 電話番号 0763-68-2112 |
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