期待の新星を囲んで記念撮影

　先週23日(木)から27日(月)にかけて岩手県の雫石スキー場で開催された2017JOCジュニアオリンピックカップ全国ジュニアスキー競技会のスーパー大回転競技で優勝し､回転競技でも準優勝という輝かしい成績を収めた城端小学校6年生の山田呼夏さんが立野ヶ原ジュニア･スキーチームの山下義裕代表と市スキー協会の田中廣志会長らと福野庁舎を訪問し､田中市長に喜びの報告を行いました。

　保育園の頃からスキーを始め､小学校1年生で立野ヶ原ジュニア･スキーチームに所属し心身とスキー技術を鍛えた呼夏さん。小学最後となる今大会では磨き上げた実力を遺憾なく発揮し､公式練習を終えた時点で優勝の手ごたえを感じるほどの冷静さで､全国から70人を超えるトップスキーヤーが集う中で､ただ一人47秒台で全長1,013mのスーパー大回転競技のダウンヒルコース(平均斜度30度)を滑りきり､圧倒的な強さで優勝の栄冠を手にしました。翌々日に開催された回転競技でも安定した滑りを見せて準優勝を果たしました。

　喜びの報告を受けた田中市長から優勝の感想と今後の目標を尋ねられ｢優勝できると思っていたけど､やっぱり嬉しかった。中学校ではまず全中に出場し入賞を目指したい｣と前向きに語った呼夏さんに対して田中市長は｢落ち着いて動じない大物の風格が素晴らしい。何より全国チャンピオンが南砺から出てくるというのが本当に嬉しい｣と相好を崩していました。

　2020年に富山で開催される国体の選手としても活躍が期待される超新星の登場。県内でもトップレベルのスキーヤーを輩出し続ける南砺市ゆかりの選手として､今後もますますの活躍を願わずにはいられません。

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