井波彫刻の技を堪能
28日(土)、常陸宮ご夫妻が地方事情御視察のため「井波彫刻総合会館」をご訪問され、伝統の井波彫刻の技を堪能されました。
鶏の彫刻に興味を示される華子さま
溝口市長とともに鑑賞
前川正治館長の案内で館内を見学された常陸宮ご夫妻。精巧な木彫りの鶏や欄間などを興味深く鑑賞されておられました。
木彫りの実演コーナーでは、現代の名工にも選ばれている善本秀作さんがご夫妻を前に木彫りを実演。水墨画の巨匠雪舟が、幼少時代、絵ばかり描いて僧の修行に励まないため、柱に縛られる罰を受けながらも、涙を絵具に足でねずみの絵を描いた話を作品とし、ご夫妻に解説しながら彫り進めていきます。善本さんは、「ご夫妻は非常に親しみがあり、温かい感じがしました。井波彫刻の技術に関心してもらえてよかった」と、感想を述べられました。
彫刻総合会館を出発される前、見送りに訪れた大勢の市民の前に立たれ、一人ひとりと握手を交わされた常陸宮ご夫妻。午後の飛行機で帰京されました。
政策推進課