南砺市(なんとし)

地すべり災害について住民説明会を開催

無人掘削機で土塊除去へ。

地すべり災害について住民説明会を開催の画像
西赤尾町・楮・成出地区住民を対象に行われた説明会

 1月30日(月)、国道156号地すべり災害に関する住民説明会が、ささら館で開催されました。

地すべり災害について住民説明会を開催の画像
県土木センター職員が、現地の状況と対応方針を説明

地すべり災害について住民説明会を開催の画像
住民からも、日常生活について意見・質問がありました。

 この日、ささら館には、今回の地すべりによる通行止めで岐阜県への迂回を余儀なくされている西赤尾町・楮・成出地区の住民約70人が参加。県砺波土木センター所長をはじめ、市からは畑建設部長、広島現地対策本部長らが出席して状況説明が行われました。
 20日の地滑り発生後、さらに崩落すると見られた土塊は、現在も1時間に4〜10ミリずつ動いており、予断を許さない状況にあります。26日(木)には石井県知事が現地を視察し、27日(金)には、国土交通省防災課査定官が現地調査を行いました。また、30日(月)には、県庁内に対策プロジェクトチームが発足しています。
 この日は、砺波土木センターから、
(1)現在も活発に活動している土塊の周辺を通行することは危険で、通行止めは継続せざるを得ない。
(2)地すべり土塊を安定させるため、無人掘削機により地すべり上部の土塊を除去する。
(3)道路上に仮設防護柵等を設置し、歩行者・車の通行を確保する。
(4)地すべり斜面の地質調査・対策工の設計を行い、本格復旧工事に着手する。
ことが説明されました。
また、地域住民からは、
 ・迂回路の整備は?自家用車は通行できないのか?
 ・診療所まで1時間以上かかる。患者の負担が大きいのでなんとかな
  らないか?
 ・無人掘削機で作業を行うとのことだが、いつごろ復旧するのか?
 ・通学時間の増加で、小中学生の就学にも影響が出ている。一日も早い
  復旧をお願いしたい。
といった質問・意見が寄せられました。蟹谷砺波土木センター長は、「関係機関と協力し、復旧にむけて全力で対応にあたりたい」と答えました。
 地域住民にとっては、日常生活だけでなく生計にも影響する深刻な問題。市でも、市営バスで分断された路線バスへの接続を行うほか、保育園の分園開設や救急体制の整備など全力で対応に努めております。今しばらくのご理解とご協力をお願いします。 

 


ご案内

ご案内
問い合わせ先 国道156号土砂災害現地対策本部(上平行政センター内)
電話番号 0763-67-3211
FAX番号 0763-67-3030

カテゴリ

  • くらしの情報
生活環境
防災・防犯
  • 市政情報
広報・広聴
広報

情報発信元

政策推進課

住所
〒939-1692
富山県南砺市荒木1550番地
電話番号
0763-23-2052
ファックス番号
0763-52-6338