秋の南砺市育成スプレーギク新品種選抜会
11月1日(水)、南砺市園芸植物園で市育成スプレーギク新品種の秋の選抜会が開催されました。
百花繚乱の新品種候補が咲き乱れるハウス内
田中市長も選抜作業に集中
菊花香るハウス内
競技花ブランドとして名高い南砺スプレーギクの切花
今回の選抜会では、既存品種の交配で得られた種子を6月に播種(はしゅ)し、温室で育ててきた約6,000本の中から優良と思われるスプレーギクを、南砺菊まつり実行委員会の鍛治直弘委員長、川田穣一園芸植物園名誉館長、田中市長をはじめとする選抜委員が5本ずつ選ぶ第1次選抜と、春の第1次選抜で選ばれた品種に平成28年度交配種を加えた41系統と、第2次選抜を経た品種に平成27年度交配種子を含めた55系統の中から2本ずつを選抜する第2次・第3次選抜が同時に行われました。
第1次選抜で選ばれたものは、来春選抜会の第2次選抜へ、第2次選抜で選ばれたものは2〜3年の経過観察等を経て優良と判断されたものが再度選抜をうけて新品種候補となります。また、第3次選抜を経て特に優秀と認められたものの内1〜3種が3日(金・祝)から開催される第14回南砺菊まつり期間中に新品種として発表されます。
幾度かの選抜を経て発表される「南砺スプレーギク」は優秀な競技花として全国各地の切花産地から注目を集めています。菊まつり期間中の新品種発表が楽しみですね。
問い合わせ先 |
園芸植物園 電話番号 0763-22-8711 |
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南砺で暮らしません課