南砺市(なんとし)

若者力を生かそう〜農山村再生に向けて〜

合掌の里で農村文明創生日本塾地方セミナー開催

若者力を生かそう〜農山村再生に向けて〜の画像
若者力を生かそう〜農山村再生に向けて〜

 1月29日(日)、上平地域の五箇山合掌の里「善五郎家」で農村文明創生日本塾地方セミナーが開催され、市内で多様な人・世代・社会とつながりながら農業に携わる若者にスポットをあてながら「若者力」を生かす地域と農業の姿が探られました。

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合掌の里で農村文明創生日本塾地方セミナー開催

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市内で農業に携わる若者たちによるパネルディスカッション

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積極的な意見交換で深まる議論

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田中市長による「我がムラ若者力宣言」

 農村文明創生日本塾は、田中市長が代表理事をつとめる一般社団法人で、農山漁村に根差した個性豊かで多様な文化や暮らしの持続と発展を目指しています。
 今回開催された地方セミナーは、代表理事である田中市長の開会挨拶にはじまり、国際日本文化研究センター名誉教授の安田喜憲塾長代理による「若者に期待すること」、日本農業新聞編集局の内田英憲局長による「新しい農業の潮流と若者力」と題したキースピーチ、市内で農業に携わる6人の若者を交えた「若者目線の中山間地域再生の姿」と題したパネルディスカッションを通して、豊かな自然と多様性に根差した農山村文明の可能性を探りました。
 パネルディスカッションは、日本農業新聞の若者力キャンペーン取材班の尾原浩子さんによるコーディネートでパネラーとして参加した6名の自己紹介から、それぞれの夢、農業施策、田園回帰、都会とつながる魅力や可能性、農業の魅力、若者力、地域のあり方や支援などのテーマで議論を深め、安田塾長代理と内田局長による総評を経て、森里川海の循環がもたらす豊かな自然と生物多様性にあふれる日本で新たな命を作りつなげていく農山村文明の果たす役割の大きさや、農業に従事する若者はその旗手であり誇りを持とうとの認識を共有。さらに代表理事の田中市長が「我がムラ若者力宣言」を読み上げ、満場の拍手で宣言が採択されました。


【我がムラ若者力宣言】(抜粋)
 農村文明創生日本塾は、日本農業新聞のキャンペーン「若者力」に共感し、農村での若者の力を最大限活用する「我がムラ若者力宣言」をする。
 過疎化・高齢化が進み集落機能の低下など多くの課題を抱える中、文化や暮らし、協同の精神など農村に根差した社会の持続を目的にする精神に則り、若者たちとともに行動を起こす。
 個性やアイデアを発揮する若者の田園回帰の潮流を生かし持続可能な農村作りや農業の可能性を見出す。多世代・他地域をつなげる力や新しいアイデアを持つ若者から学び、若者が輝く地域づくりの姿を模索する。地域の担い手である若者を育て支え、農山村の課題解決にともに汗を流す。若者の声を生かし農村再生に向けて具体的に行動を起こしていくことを誓う。

一、農村に希望を見出す若者たちの移住を応援し、地域と関わる「関係人口」づくりに向けて具体的な取り組みに力を入れる。

一、若者たちの声に耳を傾け、地域内で若者の声を共有し、支え、生かす仕組みづくりを目指す。

一、社会や都市、多世代でつながる若者たちならではの地域課題解決に向けた活動を応援する。

一、人口減少や市場原理の加速化の中で、農村文明創生日本塾の精神を次世代の若者たちに積極的に伝え、普及していく。

ご案内

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問い合わせ先 地方創生推進課
電話番号 0763-23-2001

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