太子伝観光祭がスタート
7月28日(土)、南砺の夏の風物詩の一つ、いなみ太子伝観光祭が始まりました。午後6時すぎには伝統の木遣り町流しが駅前からスタートし、観客達を楽しませていました。
木遣り街流しが人々を魅了
井波中学校の生徒も参加
交通広場から木彫り音頭の街流しもスタート
瑞泉寺の境内では太子音頭、千音加礼、木遣りが奉納されました
木遣りの奉納
江戸時代に焼失した瑞泉寺を再建する際に、大きな木材を運んだときに唄われたのが起源とされる「木遣り」。昭和になってからその唄にあわせた踊りがつけられて現在に伝わっています。木遣り踊りは5月に日本遺産の認定を受けた「宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」のストーリーを構成する重要な要素の1つでもあります。伝統の木遣り町流しには「井波木遣りの会」の皆さんと地元井波中学校生徒合わせて総勢約300名もの踊り手が参加。「よいやーさー、どっこいせ」と威勢の良い掛け声とともに段々とテンポアップし盛り上がっていく迫力が見所です。
午後7時30分頃には交通広場かから木彫り音頭の町流しがスタート。また、瑞泉寺境内の太子堂前では午後8時30分から太子音頭、千音加礼、木遣りの順に奉納踊りが披露されました。
いなみ太子伝観光祭は29日(日)まで。恒例の縁日をはじめ、よさこいフェスティバル、氷の彫刻フェスティバルなど、楽しい催しが目白押し。午後1時30分からは瑞泉寺にて「日本遺産井波シンポジウム&記念ステージ」も開催されます。お誘い合わせの上ぜひ足をお運びください!
問い合わせ先 |
いなみ太子伝観光祭実行委員会(南砺市商工会井波事務所内) 電話番号 0763-23-0184 |
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南砺で暮らしません課