南砺市(なんとし)

「南砺ものづくりシンポジウム」開催

商品ジャーナリストの北村森氏による基調講演とパネルディスカッション

「南砺ものづくりシンポジウム」開催の画像
シンポジウムの様子

 11月3日(土)、福野地域のア・ミューホールで「南砺ものづくりシンポジウム
が開催され、月刊誌「日経トレンディ」の元編集長で、現在は各種メディアで活躍されている商品ジャーナリストの北村森氏(富山市出身)の「よその地域はどうなのか?成功・失敗事例から『南砺の生かし方』を探る」と題した基調講演、南砺市内でものづくりに携わる方々によるパネルディスカッション「本音で語ろう!ものづくり」が行われました。

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基調講演を行った北村氏

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パネリストの皆さん

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UDトーク

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sli.do

 基調講演では「数字に出ない『価値』がある」、「ゴールを最初に決める」、「違和感を見逃さない」などをキーワードに、北村氏が全国を周り取材した地方でのものづくりの成功例を紹介。「そこにあるものを生かす、いる人を生かす、来る人を生かす」ことをものづくりのポイントとして挙げ、「地元の人が買わないものはよその人はまず振り向かない」と指摘し、まず地元の人が地元のものづくりを愛そうと呼びかけました。

 パネルディスカッションはコーディネーターを務めた北村氏と富山新聞社編集委員の宮本南吉氏が、パネラリストに質問する形で進められ、利賀地域が創業の地であり、現在も井波地域の工場が「全国一のドア工場」として知られる大建工業執行役員の内海健一氏、井波彫刻とコスプレを組み合わせた斬新な創作活動を行っているクリエイターの桜哉氏(本名 南部成美)、井口地域にカーデザインの工房を構える佐野雅幸氏、城端蒔絵16代目の小原好喬氏、田中市長が南砺におけるものづくりについて、「井波彫刻などのものづくりが身近な存在」、「人柄はやさしく新しいものに抵抗がない、チャレンジ精神があるなどものづくりに適した気風がある」、「ものづくりを応援する気風がある」などといった意見を述べました。

 シンポジウムを通して、アプリ「UDトーク」を使い、音声認識によりリアルタイムで字幕表示が行われたほか、パネルディスカッションではWEBサービスの「sli.do」を使って会場内から匿名で質問を受け付け、議論に反映させていました。

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