第10回南砺市女性議会本会議開催

　11月19日(月)､福光庁舎の議場で第10回南砺市女性議会本会議が開催され、梅原雅美女性議長はじめとする14 名の女性議員､田中市長､才川議長､市各部局長らが出席。女性議員からの市政一般に対する質問や､7月18日(水)からの会期中で討議された各常任委員会の委員長報告が行われました。

　女性団体連絡協議会｢さわやかネットワーク｣が､女性の視点から市政に対して提言を行い､女性リーダーの育成を目的に開催されている女性議会。公募や各団体からの推薦で選ばれた14名が､総務文教･民生病院･産業建設の3つの常任委員会に分かれて､市内施設の視察研修や現地学習などを行ってきました。

　本議会ではまず、各常任委員会から2名づつ、全部で6名の女性議員が一般質問を行いました。産業における人手不足や後継者不足対策、若者の「ふるさと回帰」､利用者本位の介護サービスの提供体制、観光施策への提言､子育て支援､定住外国人増加に伴う多文化共生など少子化・高齢化により南砺市が直面している問題をさまざまな角度から捉えた質問が多くなされ､各質問に対して田中市長や工藤副市長、高田教育長らが答弁を行いました。

　続いて、各常任委員会委員長が各委員会協議事項の報告を行い、最後に梅原女性議長が感謝の言葉とともに7月からの女性議会を閉幕しました。

　本議会終了後の閉会式では､さわやかネットワークの長井久美子会長が閉会のあいさつ、田中市長、才川議長が来賓祝辞を述べ、女性議会での経験や女性ならではの視点を生かして、これからも南砺市や地域のまちづくりに関わっていただきたい、と呼び掛けました。

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