南砺市(なんとし)

「小規模多機能自治の取り組みについて」が『広報なんと12月号』に掲載されました

これから求められる組織の体制について

各地域の取り組み内容や進捗状況をお知らせしていきます!

 来年4月からスタートする「小規模多機能自治」の手法を用いた住民自治に向けて市では、

1これまで自治振興会、公民館、地区社協の3団体でそれぞれ活動していた体制を一本化し、課題に応じた部会を設立する。

2公民館を(仮称)コミュニティセンター化し、生涯学習以外の課題解決事業にも積極的に取り組む。

3事務局を強化(常勤の事務局員を地域で採用)し、地域課題解決事業に取り組む体制をつくる。

の3点を基本とした体制づくりなどを進めています。これまで市内31地区まるごと意見交換会や地区の勉強会などで説明を重ねてきました。今後は、各地区での協議の進捗状況に応じて、個別にサポートしていきます。


これまでの組織の体制について
 これまでの自治振興会を中心とした住民自治組織は、地域活動の中心として大きな役割を果たしてきました。しかし、人口減少と高齢化が進む今、現在のイベント中心の活動内容では、地域住民が求めるサービスを行うのは困難です。

 これまでの組織の体制には、次のような特徴が挙げられます。

1会合には基本的に世帯主が出席するため、男性の年配者による発想で物事を考える。

2会合の内容を家族に伝えることが少ないため、女性や若者の考え方が反映されることが少ない。

3代表者や役員が持ち回り(輪番制)のため、新しいことに積極的に取り組むことが難しい。


これから求められる組織の体制について
1様々な世代が関わる機会をつくりましょう!

 地区には子ども、お年寄り、男性、女性など様々な立場の人が住んでいます。様々な世代が関わる機会をつくり、どのような意見を持っているかを把握しましょう。
 意見を聞く方法としては、子どもからお年寄りまでを対象とした全住民アンケートの実施が有効です。

2地域の課題を解決する方法を考えましょう!

 アンケート実施後は、その結果をしっかりと検証・分析することが重要です。地域で課題を解決する方法を考え、まずはやってみましょう。また、アンケート結果は住民に公表し共有することが大切です。

3地域課題ごとにテーマを設け議論を重ねましょう!

 課題を深堀りすることで、みんなでアイデアを生み出しましょう。


 まずは小さなことからでも「こんなふうになれば良いなぁ」と考えながら「やってみる」こと、そして住民一人一人がやる気を発揮できる仕組みづくりを進めることが大切です。

関連書類

  • 広報なんと12月号(No.169)(PDF形式:600KB)

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